今日のサントラ

今回はここ最近聴いたCDを幾つかご紹介したいと思います。

まずは「スクールガールストライカーズ」のサントラです。

 お値段は中古で750円でした。

これは一昔前にアニメ化とかもされていたスクエニのアプリゲーのサントラになります。

C Mとかもバンバンやっていたのでスクエニ的にかなり力入れてるゲームなんだろうなぁと思ってましたけど、たまたま深夜にやっていたアニメを見ても正直面白くも何とも無かったので1話で切った思い出があります。

で、すっかり忘れ去られた頃に古本屋で同人CD以下の値段でこのサントラ見つけたんで聴いてみました。

まぁ、アニメ同様こっちも可も無く不可も無くって感じですか。

でも所々光るものはありました。

「第七の新星」とか「メモカ・イン・パトリ!」とかはなかなかの拾い物だと思いましたね。


Schoolgirl Strikers Original Soundtrack - 20 第七の新星


Schoolgirl Strikers Original Soundtrack - 21 メモカ・イン・パトリ! フルバージョン

ちなみに後でAmazonで中古の値段見たら古本屋で買うよりも安かったので、相当在庫あるのか売れずに残っているんだろうなと思ってしまいました。

何でもカワイイだけじゃダメなんだなぁと色々考えさせられた1枚でしたね。

 

お次は「SINoALICE -シノアリス-」のサントラです。

SINoALICE -シノアリス- Original Soundtrack
 

 お値段は古本屋で1750円だったんですが、15%オフのセールやっていたので1488円で買えました。

このゲームは「ドラッグオンドラグーン」や「ニーア」を手掛けたヨコオタロウ氏のスマホアプリゲーのサントラになります。

サービス開始直後は登録が殺到してまともにゲームを遊べたもんじゃないような状況で色々と話題になりましたが、今は2周年記念でお金にかけた変なダジャレプレゼント企画をやったり、ガチャをやる為の石を配りすぎたから回収して手持ちの石がマイナスになってしまうプレイヤーも現れたりと別の方向で話題を生み出し続けています。

音楽もヨコオ作品に多く携わっている岡部啓一さんがメインコンポーザーなので個人的に前から気になっていた一品なんですが、ぶっちゃけて言うと1曲辺りの長さが結構短いです

言い換えるとボリューム不足ですね。

スマホゲーって時間がない人がサクッと遊べるようにデザインされているので、それに伴って音楽も1曲が短く作られる傾向にあります。

なのでこのシノアリスも2分前後の曲が多めの構成になってます。

もちろん中には6分を超える大作もあったりするので一概にボリュームが無いとは言えないんですが、自分が惜しいと思っている最大の要点は琴線に触れた現実編の曲がどれも1分少々の流さばかりだった事なんですよ。

妄想編の曲はニーアに近い荘厳な曲調が多いんですが、現実編は打って変わってピアノやアコギやエレキギターなどを使った物が多くあります。

この対比があるお陰で現実編の曲はとても新鮮に感じるんです。

なのでこれ等の曲がもっと長く聴けなかった事が残念でなりません。

「妄想の末路」とか「破壊の末路」は本当に良い曲なのになぁ…。


SINoALICE- OST「妄想の末路」


SINoALICE- OST 「破壊の末路」

そんなわけで惜しいと感じたサントラでしたね。

ちなみにゲームの方はオレも事前登録してたんですが、前述したサーバーダウンのお陰でまともに遊べなかったので辞めました。

本当に色々と惜しいですね。

 

最後は「ドールズフロントライン」のサントラです。

 お値段はAmazonの定価で3564円でした。

ドルフロは所謂艦これ系の製造システムを持つ兵器擬人化ゲームです。

銃の名を持つ戦術人形を製造して、暴走状態になった鉄血工業製造会社の自動兵器と戦っていくという内容なんですが、自分もこっそりこのゲームは遊んでいました。

詰将棋のような頭を使うシステムやSDキャラの動きの細かさとかが気に入っていたんですが、何度建造してもスオミが出なかったので一旦引退しておりました。

けどゲームが1周年を迎えてサントラが発売される事になり、改めて音楽を聴いてみたらこれがなかなか良かったので最近復帰も果たしてしまいましたよ。

どうも耳なじみが良いインダストリアルテクノだなぁと思っていたんですが、作った人達の名前を見て納得しました。

これって艦これの同人アレンジも手掛けていたVanguard Soundがコンポーザーだったんですね。

自分も「Choir of Destruction」とWarship's End - 鋼鉄の行く末」は持ってて聴いていたので馴染みがあったんですね。


【C88】真面目なウォーゲームみたいに艦これのBGMをアレンジしてみた·改

先ほども申し上げた通りスマホゲーの音楽なのでやっぱ曲はどれも2分程度の尺で作られているんですが、ドルフロの曲はその短さを感じさせないほど中身が詰まっています。

映画でもそうなんですが、何でも濃密に丁寧に作られた作品は時間を超えた満足度を提供してくれるんでしょうね。

何処かで解っていたつもりなんですが、それをゲームのサントラで実感させてくれたのには初めてだったのでカルチャーショックが大きかったです。

「音楽は3分以上の長さあるのが理想」というオレの持論を覆して見せるとはVanguard Sound、恐ろしい子…。

ちなみに自分のお気に入りはボス戦マップ曲の「Made in Heaven」です。

こういう曲本当に大好きです。

これが自分を復帰させてくれた音楽だと言っても過言では無いでしょうね。

まぁ、復帰してもまだスオミ出ないけどさ。

いつかお目に掛かりたいものですな。

 

という訳で今回はスマホゲーのサントラを3枚ご紹介しました。

また何か面白いCDがあったらご紹介したいと思います。