今日の無駄遣い

ブックオフで100円でした。
まだ3も全部揃ってないので、軽く流し読みする程度に留めておこうと思ったんですが…。


何ですか、この圧倒的なクオリティは!?


普段何気なく遊んでいたゲームの1ステージでも、綿密な設定を加味して深く掘り下げればここまで壮大な話にもなるんですね…。
特にウェブ・スパイダス*1戦は壮絶過ぎます。
相手が正義でも戦うという各々の信念の板ばさみにされ、苦悩し、不完全な存在である人間によって作られたという真理を突きつけられながらも、まだ守る為に戦わなければならない…。
今まで当然のように描かれてきた戦いまでもが全て複線として使われる、その展開に脱帽してしまいました。
そりゃ「ロックマンゼロ」でエックスが戦いに疲れて、サイバーエルフ化してしまったのも解かる気がしますよ。
だってここまで「正義とは何か」って考えさせられたのも久しぶりでしたからね…。
本当にもうこのレベルまで来ると、ロックマンという括りすらどうでも良くなってしまいます。
もはや手塚治虫が「鉄腕アトム」とかで描く領域ですって。
あー、もうマジで続きが読みたくて仕方がねぇぇ!!
愛増版に手を出してしまうそうで怖い…。

*1:「ロックマンX4」の密林ステージに登場するクモ型のレプリロイド。巨大なビーム兵器で街を焼き払おうとしていたが、みんなステージに夢中になるのでそんな設定は誰も覚えてはいないはず。ボス部屋の背景にちゃんと兵器があるので、気になる方は遊んでお確かめください。