「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」鑑賞(ちょっとネタバレあり)

余裕を持って朝早くに観に行ったんですが、それでも残り座席数が77しかないという盛況振りで驚きました。
やっぱ人気あるんですね、今年のウルトラマンは…。


で、観た感想なんですが、もうとにかく面白かったです。
ウルトラマンマクロスよろしくの板野サーカスが見れるとは思いませんでしたし、ウルトラ6兄弟とメビウスが共演する様も往年のファンにとっては嬉しい限りで、ずっと興奮しっぱなしでした。
…が、それよりも特筆すべきなのはやはりハヤタ、モロボシ・ダン、郷秀樹、北斗星司がメインを張り、更に変身シーンまで見せてくれる事でしょう。
特にダンがウルトラアイを装着するシーンには、個人的に凄くこみ上げる物がありましたよ。
大好きだったもんなぁ…、セブン。
仮面ライダー剣」でも森次晃嗣さんが出てくれて嬉しかったですけど、やはりモロボシ・ダンは別格ですね。
かつての名シーンも挿入されてましたので、もう何か感動で居ても立ってもいられないような気持ちに駆られました。
最後にはゾフィーとタロウも駆けつけて兄弟が揃い踏みしてくれましたし、ガッツ星人*1がちゃんと当時のようにウルトラマン達を封印してしまうシーンまで再現してくれましたんで、オレからはもう何も言う事は無いです。
子供でも楽しめる超王道の展開を選びつつ、かつて子供だった大人達にもきちんと響くストーリーを作ってくれた事を心から感謝したいと思います。
今後のメビウスも今まで以上に楽しめそうですよ。


…ところで一つ気になったことがあるんですが、最初メビウスは兄弟達のことを「先輩」と呼んでいたのに、中盤以降から「兄さん」に変わってしまったのは何故なんでしょう?
もしかしてアレですかね。
宇宙警備隊も吉本興業とか同じで、先輩を兄さんと呼ぶ慣習があるとか…。
…いや、夢が無くなるんで気にしないでおきますか。

*1:ウルトラセブンに登場した宇宙人。分身攻撃でセブンを追い詰めて倒し、十字架に封印してしまった事で有名。無言で手だけをぶるぶると動かして光線を撃つ姿が非常に不気味で、初めて見た時には強い恐怖感を覚えるほどだったが、今作では普通に喋ってしまうので不気味さが激減してしまった。…まぁ、仕方ないんだけど。