今日の東方アレンジCD


絃奏水琴樂章の「Lunatica」です。
このCDは何とうどんげのテーマである「狂気の瞳 〜Invisible full moon」と、因幡てゐのテーマである「シンデレラケージ 〜Kagome-Kagome」の二曲のアレンジのみで構成されているCDです。
何とも潔いアルバムですが、その分的を絞って作られているだけあって非常に丁寧な仕事がなされています。
時に静かに、時に怪しく、時に危うく、と少ない原曲だけでこうも多くの表現が出来るものなのかと思って非常に感銘を抱いた次第です。
が、それよりも驚いたのがこのCDの発売日です。
何とこれが発売されたのが2006年7月2日。
オレがこれを買ったのが先月の例大祭の後の事なので、約1年と7ヶ月も店頭に置きっぱなしだったという計算になります。
…随分と長い事買われずに居たんですね。
何かそれを考えるとちょっと泣けて来るんですが、逆に同人CDの流通寿命は長くても1年ぐらいなので、それを考えると既に廃盤になったレアCDとも捉えられます。
なので悲喜交々の複雑な感情で手に取ってレジへと持って行ったんですが、CD自体は素晴らしい内容だったんで、結果としてはめでたしめでたしって事で落ち着いてくれたっぽいです。
今後もこういうCDを見かけたらサルベージして聞いてやりたいと思います。