今日の東方アレンジCD


フランソワさんのよもぎ畑の「矩形波幻聴」です。
最近オークションで手に入れました。
仙台のらしんばんでも売られていたんですが、あちらでは1800円とか言う高値だったので手が出せませんでしたが、ヤフオクを見たら500円とか言う値段で出品されていたんで、ダメ元で入札してみたら810円で落札する事が出来ました。
送料を含めても大体1000円ぐらいに収まってくれたので、良い買い物だったと思います。
で、聴いた感想なんですが、やはりフランソワさんの所のファミコンアレンジは神懸かってますなぁ。
このピコピコ音が耳に心地良いの何の…。
ただ、今回のは東方音楽をファミコン風にアレンジした「矩形波礼賛」と違って、既存のファミコンゲーム音楽と東方音楽を融合させた仕様となっているので好きな人には尚の事たまらない出来となっております。
例えばゼビウス竹取飛翔を組み合わせた「ゼビウサ」、悪魔城ドラキュラとメガマリの咲夜ステージを組み合わせた「Scarlet Killer」、ファイナルファンタジーⅠの戦闘音楽とラクトガールを組み合わせた「ラクト1」、ドラクエのほこらの音楽とさくらさくらを組み合わせた「ほこらほこら」などがあるんですけど、その他にもロックマンアレンジがあったりもするんですよ。
かの名曲であるロックマン2のワイリーステージ1と恋色マスタースパークをミックスした「Dr.えーりんステージ」とか、同じく恋色マスタースパークとコサックステージ2を混ぜた「恋色マリサバスター」とかが。
特に「マリサバスター」の方はイントロが始まった瞬間だけなら、原曲と全く区別が付かないぐらい精巧に音楽が再現されているんだから驚きです。
この拘りようは流石としか言いようがありませんな…。
ただ、それ以外にもこのCDには良曲と呼べる物があったりします。
それはエクストラトラックに収録されている「夜行『ワンダフルワンダー』instrumental ver.」という曲でして、あの諫山実生さんが歌った「月のワルツ」をモチーフとしたアレンジです。


D


あの何処か懐かしさの漂う月のワルツが「ほおずきみたいに紅い魂」とファミコンサウンドと共に融合した奇跡の名曲だと思うんですが、タイトルから分かるようにこれって元々歌が付いていたみたいなんですよね。
で、ちょっとググってみたら「あぷえぬすたーと!」というサークルさんから出ている「寿司詰め合わせ」という珍妙なタイトルのCDにその歌付きバージョンが収録されていると知ったんですが、3年も前のCDらしいんでもう取り扱っていないんだとか。
でも諦め切れなかったんでらしんばんに行ってみたら、何か普通に売ってました。
しかも500円で。



これはラッキーだと思って早速買って聴いてみたんですけど…。


近年稀に見るぐらい下手糞な歌声だったんで非常にがっかりしました。


しかも見つけて喜んでいた後だったんでショックも2倍って感じです。
後から知ったんですけど、この歌っている方って別に歌手でもなんでもない人らしいんで、この出来なのも納得かなと。*1
あーあ、折角の名曲なのに勿体無い事をするなぁ…。
誰か歌上手い人が歌い直してくれたりとかしませんかね?
この際ニコニコとかででも良いからさ…。
まぁ、日の目を見る事をこっそり祈っておきましょうか。

*1:ついでに売られていた値段の安さにも納得してしまいました。