今日の東方アレンジCD

今回のCDの紹介の前にまずこちらの動画をご覧下さい。(若干星蓮船のネタバレあり)


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これは総統閣下が東方星蓮船魅魔様が出なかった事を心から嘆いておられる貴重な映像です。
この間ワッツが遊びに来た時に一緒にこれを視聴しまして、ここから我々としても魅魔様復活の為に何が出来るのか色々と考えてみました。
今度の例大祭魅魔様の同人誌を出そうとか、オレの愛車を魅魔様の痛車にしてみようだとか意見はそれなりに出たものの、まだ総統閣下の深い悲しみを癒せるとは到底思えないお話ばかり。
「我々には何も出来ないのか…」と自分の無力さを嘆いていたその時に出会ったのが今回御紹介するCDであるオーライフジャパンの「異臭幻想狂」です。



いやー、まさみティーさんがやってくれました。
何をやってくれたって魅魔様のテーマであるリーインカーネイションのアレンジをですよ。
これには感動した。
もちろんやってくれたと言う事実だけでなく、そのアレンジの出来にもです。
最初にストリングスによる壮大な前奏を用意しつつ、それが終わると同時に静かに且つ堂々と入ってくるギターの音色に、まるで「あたしゃここに居るよ」と言いつつスポットライトを浴びて登場するかのような魅魔様の存在を感じました。
その後もコーラスまで交えつつ奏でられるサビはマジで鳥肌物です。
そしてこれを聴いて確信しました。


魅魔様は何処かに行ってたんじゃない。
「ここ」に居たんだ、と。


いや、このCDはワッツと車の中で初めて聴いたんですが、大盛り上がりしましたからね。
更に神綺様の「神話幻想」のアレンジもまるでFFのラスボスを彷彿させるかのような仕上がりで、これまた絶句するぐらいに良い曲でしたんで。
もうこれは総統閣下も納得の出来だったんじゃないかと。
このCDがもっと早く完成していれば第二次世界大戦の歴史も変わっていたかもしれませんね。


しかし通しで聴いてみて思ったんですが、視聴版と比べると完成版はまた随分と違う印象を受ける物に仕上げてくれたなぁと。
前半は地霊殿や最新作の星蓮船など、新しめの曲をチョイスし、後半には旧作を多めに取り入れて真逆の方向性を提示するんだから面白い。
たったこれだけの事で視聴版から聴いていた人間に良い意味での「裏切り」を与えられるんだから凄いです。
やっぱ選曲のセンスって大事なんですな。
まさみティーさんマジスゲェ。
で、何か早くも次の作品である「円盤満作祭」の視聴版を四国東方祭で配布したらしいですね。
仕事も早いな、まさみティーさん。
今度は星蓮船オンリーになるっぽいので、そちらも楽しみです。