仮面ライダーフォーゼ 第1話「青・春・変・身」


と言うわけで今日から新ライダーが放送開始されました。
何度か話題に上げましたが、脚本はあのグレンラガン中島かずきさんですよ。
グレンラガンは2007年の朝に「仮面ライダー電王」と続けて放送されていた上に、どっちもお子様から絶大な人気を得ていたそうなので、ここの脚本家を取り込んだのはある種あざといとすら思えますな。
逆に言うと製作サイドの本作への気合の入り方が伺えもします。
と言うわけで結構放送を楽しみにしておりましたが、とりあえず見た感想を一言で言うと「見た目がキョーダインかと思ったら、中身はハカイダーだったでござる」って感じですな。
もう変身してから学校壊しまくりですよ。
殴り合いで壁は突き破るわ、備品は壊すわ、ロケットで天井に穴を開けるわ、ミサイルやドリルも飛び出すわで、後1年間も学校が持つのか1話目から心配になってきちゃいましたよ。
しかもまだあんな物騒なモジュールが35個も控えてるわけですからね。
早く使い方を覚えて、被害を最小限に留めるようにして欲しい物です。
しかしこのモジュールってのは組み合わせの仕方によっては結構面白い戦いを生み出せそうで、ちょっと期待できそうですな。
足にチェーンソーつけて攻撃してるのを見てちょっとワクワクしちゃいましたし、右腕のロケットモジュールを推進力にして、左足のドリルでキックを決めるのも良いアイディアだと思いましたしね。
ちょっと頭脳戦的な物が今後展開されると嬉しいですな。
…でもあのリーゼントに短ランの主人公じゃ捻った戦い方は期待できそうに無いですかねぇ。
それにしても主人公の設定も飛びぬけていましたが、学校自体もかなりとんでもない所でしたね。
何だよ、あの微妙にアメリカナイズされた言葉を使うアメフト部とチアリーダーは。
ここは日本だぞ、おい。
しかも校舎裏で転校生をシメるとかいつの時代だよ。
…まぁ、それ言ったら例のリーゼントも時代錯誤ですが、こういうのが共存していてしかもライダーや化け物まで出てくるってのが本当にカオスですな。
ただ設定は面白いと思うので、これらのファクターが上手く機能してくれると嬉しいですね。
とりあえず例年通り第2話まで見なければその年のライダーの世界観は分からないですし、現にまだまだ不明な設定も多いので次週も楽しみに見させて頂こうかと思っています。