「探偵はBARにいる」鑑賞


テレビでやっていたので見ました。
最初は大泉さん主演という事で何の気なしに見ていたんですが、思った以上にハードボイルドしている上に複線張りまくりの脚本も見事で、しかも北海道という土地柄と風景をしっかり生かした作品になっていて凄く楽しめました。
分かりにくいかもしれませんが、見終わった時の感じは「アヒルと鴨のコインロッカー」を見た時に近かった気がします。
地元で撮影してたからもっとチープなのかと思っていたら、他の映画に引けを取らないぐらい良く出来ていて嬉しくなった感じですかね。
もちろん自分は北海道生まれではありませんが、すすきのにはこの間行ったばかりですし、見知った風景が結構あって親近感を覚えたので、アヒルと鴨の感動がフラッシュバックしたんだと思います。
しかし北海道は羨ましいですね。
「どうでしょう」という地域を代表する番組があって、大泉洋という地元に根ざした全国区のスターがいて、それらが独特のカルチャーを形成しているわけですから。
他の県が持っていない強みを持っているのは本当に凄いと思います。
何か久々に映画とか良いなぁと思えたので、暇見て2も観てこようかと思ってます。
あとどうでしょう祭り行きてぇ。
もっと言うと北海道で団体行動に束縛されずに美味しいものとか食べ歩きてぇ。
満喫してぇなぁ、北海道を。
そんな色んな思いを馳せる切欠を作ってくれた良い映画だったと思います。
見れなかった方はDVD借りてでも見る価値がある作品ですから是非どうぞ。