ただひたすらに深く、遠く

同じく、24時間営業の古本屋で「BUSIN」というゲームも買ってしまいました。

BUSIN ?Wizardry Alternative?

BUSIN ?Wizardry Alternative?

店頭価格は1100円だったんですが、フルーツ我妻*1がゲームに使える300円の割引券を譲ってくれたので、それを使用して800円という破格の値段で手に入れることが出来ました。


このゲームは余分な物を極限までそぎ落とし、PRG本来の面白さをとことん追求した作品です。
自分でキャラを作り、仲間と共にダンジョンを探索して宝を手に入れ、パーティを育てていく。
そんなシンプルな内容なんですが、やっぱりこれが面白いんですよね。
「Blaze&Blade」*2なんかもそうだったんですが、このRPGの醍醐味をきっちりと盛り込んでいる物は自ずと面白いゲームになるんだと思います。
昨今のゲーム業界はグラフィックやストーリーに特化する傾向が強いですが、こういう時だからこそ古き良き物が見直されて然るべきなんじゃないでしょうか。
映像の良さを追求する事は映画やアニメでも出来るんですから、ゲームはゲームにしか出来ないエンターテイメント性を提供していって欲しいものです。


っていうか、マジで面白いですよこのゲーム。
どこでもかなり安売りされてるようですから、興味を持たれた方は是非手に取ってみてください。

*1:我妻君の新しいあだ名。宮城で最もフルーティな男である。ちなみに好物はカレーだったりする。

*2:T&Eソフト」が98年にPSで発売したアクションRPG。8種類の職業の中から1つを選び、パラメーターを振り分けて製作したキャラクターを操作して様々なダンジョンを探索するというもの。他のプレイヤーが作ったキャラクターと最大4人でパーティを組んで冒険できるというゲームがPSにありそうで無かったため、結構好評だった。続編の「Blaze&Blade Busters」も発売されたりしたが、結局は知る人ぞ知るゲームの域を出る事は無かった。個人的にはこのゲームが究極のパーティゲームだと思っている。ちなみにキャラクターデザインをした人は「テイルズオブデスティニー」のコミック版を描いていた「啄木鳥しんき」だったりする。