おまけ 「デイ・アフター・トゥモロー・ミー・ノット」再掲載

これは約1年前、「スリルタイム」に掲載した文章です。
そのままコピーアンドペーストした物ですので、当時の雰囲気を楽しみつつ、東北神の活躍をご堪能下さい。

台風凄かったですね。
被害にあわれた方には心からお見舞い申し上げます。


さて、こうして文章書いてるんですから、当然のごとくウチは無事です。
それどころか今年日本を直撃した台風の影響は全く受けていません。
大体10個ぐらい来た台風のうち、一つもこの辺りに影響を与えてないんですから凄いモンです。
この間も会社の食堂で台風情報見ながら昼飯食ってたとき、
九州の高波の映像や、中国地方の突風、中部の洪水などの衝撃映像オンパレードを見て、デイアフタートゥモローが現実になったような恐怖感を覚えましたが、そんな後に映し出された東北の仙台空港に広がるのほほんとした曇り空の映像と、危機感のかけらも無い宮城のアナウンサーの声には、安心を通り越して土下座して被災地の皆さんに謝りたい気持ちに駆られたぐらいでした。


世の中毎回台風で大騒ぎなのに対して、宮城は手前でそれる、もしくは温帯低気圧と化すという、この鉄壁に近い平和さを持ち続けている理由は何か?
「んなモンねぇよ」と言うのが普通かもしれませんが、現実に100%の回避率を誇っているこの現状は、まるで「ひらめき」を使ったかのような非現実的状況と言っても過言ではないはずです。
と、言うわけで理由も少々非科学的な見地から考察してみましょう。

 


まず、宮城は他の都会と違って自然が多く、それに伴って土着神信仰や信仰行事が未だ根強く残っています。
つまり、この地には未知の神秘的な存在がいる可能性もあり、それを祭る我々はその恩恵である「加護」を受けているのではないか、と思われます。



つまり図で説明すると…

こうなるわけです。


言わば、東北を守っているのは宮城台風絶対防衛線に存在する「東北神」であり、我々の強い想いが精神力(スタンドパワー)を生んでいて、それが自分の過去を乗り越えた運命からの貢物であり、生き残るのはこの世の真実だけで、真実から出た誠の行動は決して滅びず、
東北神の攻撃は予知できないので、無駄なわけです。


と、こんなことを昼の休憩時間に考えてみたのですが、
あまりにバカバカしくなったので宮城に被害が無いのは「たまたま」って事にしようと思いました。


…ほんとにここは平和ですね。

と、いうわけです。
今年も頑張れ、東北神。