苦労が水泡と帰す…もとい、消し炭になる

我々が血の涙を流しながら作り上げた土井亨氏の選挙カーが、昨夜炎上しました。
もちろん地元の新聞でも取り上げられております。

取り付けた櫓が落ちるかもしれないとは言っていましたが、まさか車が燃えるとまでは思ってもみませんでした。
まさに「事実は小説より奇なり」って奴ですな。


えー、それで出火原因は現在警察の方で調べて貰っているようなんですが、作ってる側の観点から考えますと、実は思い当たる節が2つほどございます。
1つは配線です。
ウチは櫓やスピーカーの取り付け担当だったので正確な事はわかりませんが、配線を受け持った別の業者がそれらの電源を全てエンジンから引っ張ってきて完成させたと聞いた事があります。
その所為でオーバーヒートを起こし、出火に至ったと…。
まぁ、そんな事が可能なのかどうかもオレには良く解らないので、ちょっと信憑性に欠けるんですけどね。


で、2つ目は単に欠陥車だったという事です。
選挙カーに使われた車は使い古された物ではなく、新品のレンタカーでした。
それがいきなりフロントから火を吹くというのは、素人目に見てもやはり不自然です。
となると、やはり車に致命的な欠陥があったという事になるでしょう。
もしこの騒ぎでリコール対象車にでもなったら、えらい事になりますなぁ…。
今後の経過に注目したいものです。


余談ですが、この事件のお陰でウチは急遽2台目の選挙カーを作る事になってしまい、連絡の届いた人は会社に集められて夜通し作業に当てられてしまったそうです。
ちなみにオレはたまたま携帯の電源を切っていたので連絡を受ける事が出来ず、この作業には加われませんでした。
会社の人にはその時間に酒を飲みながら苺ましまろのドラマCDを聴いていたなんて、死んでもいえませんです。はい。