BLOOD+ 第1話「ファーストキス」

種死が終わって始まった新番組です。
とりあえず1話ぐらい見ておこうと思って、録画しておきました。
それで感想なんですが…。
とても夕食前にお出しするような内容じゃございませんでしたね。
のっけから「キルビルか?」っていうぐらいに人体真っ二つで、噴水血飛沫満載でしたから。
正に「ハガレン」「エウレカ」に次ぐ、第三の時間帯無視番組の誕生ですな。
もう青少年の悪影響とか完璧に無視です、はい。
いやでも、今回の「ブラプラ」(って略すのか?)に関してはその掟破り感に不思議なカタルシスを感じるので、決して悪い意味だけで言ってるわけじゃないんですけどもね。


…話が大分逸れましたな。
オレは一応元ネタである「BLOOD THE LAST VAMPIRE」は見てるんですが、物語の真相が明らかにされる「やるドラ版」*1は未プレイであるため、全てを知ってるわけではありません。
が、その程度の知識でも今回の内容は前作の続編ではなく、完全な焼き直しであるということが伺い知れます。
だって登場するキャラも武器もほとんど別物でしたからね。
逆に共通点である部分は主人公の名前が「小夜」である事と、敵が「翼手」である辺りだけでしょうか。
で、今回はその翼手と小夜が始めて接触するって程度で話が終わってしまいました。
まぁ、展開的にはこれからって感じでしたが、絵的にも内容的にもかなり楽しませてくれそうなので期待しております。
是非頑張っていただきたいですね。


ところで、今作ではデカイ棺桶を持った青年が登場しましたが、最近はゲームやアニメにこの手のキャラが良く見られるようになってきましたね。
やっぱりウルフウッド*2の存在は偉大だったんでしょうな。
…原作でもアニメでも死んじゃいましたけど。
別人とはいえ、彼も同じ末路を辿らない事を祈りましょうかね…。

*1:PS、PS2で展開されたアニメーション・アドベンチャー。自分で選択肢を選ぶドラマなので「やるドラ」と名づけられた。「BLOOD THE LAST VAMPIRE」はこのシリーズの最終作で、上巻下巻の2作に分かれて発売された大ボリュームの作品だったが、如何せんゲームである為にコストパフォーマンスも高く、残念ながらオレは手を出せず仕舞いで終わってしまった。ちなみに映画版の続きとして作られているらしいが、詳しい事は定かではない。現在は中古ショップで投売りされているので、興味を持たれた方はどうぞ。

*2:フルネームは「ニコラス・D・ウルフウッド」。「トライガン」「トライガンマキシマム」に登場したキャラクターで、マシンガンとグレネードランチャーを兼ね備えた巨大な十字架状の兵器「パニッシャー」を使って戦う牧師だが、その正体は主人公ヴァッシュの宿敵であるナイブズの精鋭「GUNG-HO-GUNS」の一人「チャペル(ニコラス・ザ・パニッシャー)」だった。人の生き死にを達観した目で見ていたが、ヴァッシュの甘さや強さに触れるうちにその影響を受け、最後は自分の大切な家族を守る為にボロボロになるまで戦ってその命を散らせた。ちなみにアニメ版でも自らの師と交えて亡くなっている。偉大な奴ほど早死にするのはフィクションでも同じなのかもしれない。