今日のお仕事

いきなり2000mm以上もあるアルミ板の加工を任されてしまいました。
しかも対称加工物*1です。
「こんなの出来るわけねぇよ!!」とも思いましたが、自分の能力アップの為にも意を決して引き受けてみました。


対称なのでまずはそれぞれの材料に「正」と「逆」を書いて区別をつけます。
折角だから響鬼みたいにカッコよく筆文字にしたかったんですが、油性マジックしかなかったので素直に諦める事に。


かなりの苦戦が予想されましたが、いざやってみると多少面倒臭いだけで意外と難しくはありません。
っていうか、二宮さんが普段使っているシズオカ*2の恩恵が強いです。
初めてまともにこの機械を使ったんですが、絶対座標を好きな数字に変更する事が出来るんで、途中からの加工に再計算が必要無くて非常に楽で重宝します。
…まぁ、つまり慣れれば楽って事なんですが、とにかくこれで長物の加工も怖くなくなりました。
これを上手く生かして今後に繋げたいと思います。

*1:図面の通りの物と、もう1つ全く逆の形の物を作らなければならない作業の事。平たく言えば左右対称に物を作れば良いのだが、実際やってみると意外と面倒臭い。新入りはこれで結構頭を悩ませたりする。

*2:フライスとマシニングの中間にあるような機械。Gコードも使用できるので数物にも対応できるが、マシニングのようにボックスの中で加工するように出来ていないので汚れが酷くなる欠点がある。ウチの会社では普段から二宮さんが使っている。