「時をかける少女」鑑賞

そんなわけで、夜の8時50分ぐらいから車飛ばして街中の仙台フォーラムへ行って来ました。
で、トキカケを観たんですが…


めっさ面白かったですね。


あー、ヤベェよ。
あの映画マジでスゲェよ。
本当に神掛かってたって。


まずこの映画の魅力を述べるとしたら、主人公のキャラクターですかね。
よく笑って、よく泣いて、よく食べて、よく転げ回って、飛び跳ねて、走り回ってと、とにかく活発です。
もうこのキャラだけでもご飯3杯はいけそうなんですが、これに更に高校生の青春グラフィティやら、タイムリープを使ったトリックやらを巧みに詰め込んで2時間という時間に感じさせないほど濃厚なストーリーを味わわせてくれちゃってます。
しかも劇中の空気感とかもこれまた良いんですよ。
入道雲が伸びた青空や、夏の日差しが照りつけるグラウンドが映し出される中に、丁寧に書き込まれたキャラクター達が楽しそうにはしゃぎ回ってて、もう見てるだけでも心が躍るようでした。
あの存在感ってのは解かっててもなかなか出せませんよ。
何か最初に細田さんに「ハウルの動く城」の依頼が来てたってのも、解かる気がしましたね…。


とりあえず、世の中「2時間あっという間」って程度の面白さの映画なら結構目にする機会も多いんですけど、こういう「2時間が5時間に感じられた!」とかいう面白さは滅多に味わえないんで、まだ観た事が無い人は今すぐにでも劇場に行ってほしいですね。
映画館で見れるチャンスなんて、今しかないわけですから。
とりあえずこの作品はDVD買ってもう一度楽しみたいです。
気の早い話ですが、発売が楽しみですね。