深夜の逃避行

最近ずーっと心に蟠っている事があります。
それは「時をかける少女」を未だに観ていない事です。
ワッツ達と一度は行ったものの満席で入れず、以来忙しかったり面倒くさかったりで行けないまま今日まで過ごしてしまいました。
あれから1週間以上は経っているので、上映終了まで残り2週間を切っています。
このままだと「あの映画マジでスゲェよ」とか言えないまま世間に取り残れてしまいかねません。
…これは何とかしなければ。
と、思い立ったが吉日。
財布の中身も、体力的余裕も、ガソリンの残量も少々心もとありませんが、一念発起して今から観に行く事に決めました。

オレ:で、ミーも行くか?
ミー:あー、微妙。金無いし。


…まぁ、月末の学生に映画はきついか。
オレの財布も3000円ぐらいしか入ってないしなぁ。
でもレイトショーだし、頑張れば貸してやれんわけでもないわけだが…。

オレ:…1000円貸してやっても良いけど?
ミー:あー、レイトショー1200円だよね? オレ50円しかないから…。


ご、50円ってお前…、どう明日を生き延びるつもりだ?
…まぁ、そういうわけなら尚更仕方ない。
オレ一人で行ってくるか。