Armored core―tower city blade (角川コミックス ドラゴンJr. 113-1)
- 作者: 氷樹一世
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/07/09
- メディア: コミック
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お値段はAmazonで33円でした。
アーマード・コアがマンガ化したという事で読んではみたかったんですが、出版社が角川書店だったのでしばらく買うのは見送っておりました。
理由はこの間お話したように、オレが「角川に面白いマンガ無し」という考えを持っているからです。
もちろん中には面白いマンガもあるんですけど、基本的に無駄にお色気とかに走ったり、原作蔑ろの内容だったりするので気分を害する率が高くて手を出す気になれないのです。
が、今回は中古でこの値段なら手を出しても良いと思えましたし、何よりオレの愛するACがどこまで蹂躙されているのか逆に気になってしまったので購入に踏み切りました。
で、読んだ感想なんですが、予想していたよりかは全然読める内容だったように感じましたね。
確かに主人公は巨乳のボクっ娘レイヴン(17歳)で、相棒兼整備担当のレイヴンもポニーテールの金髪美少女(16歳)な上に、ラスボスも改造されたロリっ娘レイヴン(21歳)だったりして、原作にあるような殺伐とした雰囲気はほとんど感じられませんでしたけど、後半の展開はなかなかに面白かったですし、「FORT TOWER SONG」に使うはずだったであろう「カイルスフィールドシステム」の設定が垣間見れたりもしたんで、値段の割りに得られるものはあったかな、と。
まぁ他にも「時代設定が良く分からない」とか、「アリーナばっかりでミッションが出てこない」だとか、「アセンブルと戦闘方法がありえない」とか、「一匹狼のはずのレイヴンが他の奴らとつるみ過ぎ」とか、「結局ラスボスがプラスなのかドミナントなのか分からない」などの不満もあるんですが、その辺は言ったらキリがありませんし、ある種アーマードコアにとって実験的な作品であるとも理解していますので、大目に見れなくは無いかと思っています。
でもアーマード・コアっていうより、
バルドフォースって言われた方が
しっくり来る気もしましたけどね。
というわけでレイヴンの皆様は古本屋で安くなった頃に買って、広い心を持って読んでいただければと思います。
そうすればきっと楽しめますんで、ええ。