今日の東方アレンジCD


CYTOKINEというサークルさんの「PRISMA(PRISM4)」です。
前回に引き続き、1曲のみのアレンジアルバムシリーズ第二段って事でこれを選んでみました。
…というかそんなアルバムって多くある物なんでしょうか。
何か2回目で企画倒れになりそうな予感がします。


でまぁ、このCDは霧雨魔理沙のテーマである「恋色マスタースパーク」のみで構成されたアレンジアルバムです。
絃奏水琴樂章さんの所は音楽で感情のような物を表現していたように思うんですが、こちらはもっと純粋に音楽のジャンルというか知識で勝負している雰囲気がありましたね。
ギターあり、ボイパあり、オーケストラありとそのアレンジの幅には驚かされましたが、一番びっくりしたのはやはり6曲目の「Chip Tune」でしょうか。
つまりこれはファミコンアレンジって奴ですよ。
いや、何と言うか恋色マスタースパークってファミコン音源にするとロックマンっぽくなるんですね。
ちょっと意外に思ってしまいました。
…というかロックマンに毒されてるオレが聴くからそのよう聞こえるのかもしれませんがね。
まぁ、なんであれファミコン世代にはハートにズキュゥゥゥンとくるアレンジでございました。
なかなか結構なお手前でしたので今後もご贔屓にさせて頂こうかと思ったんですが、噂じゃ今年の例大祭で出したCDを以って無期限の活動休止に入られたんだとか。
いや、タイミングがタイミングだっただけに非常に残念に思えてしまいました。
いつかまた気が向いた時にでも東方界隈で音楽活動をして頂きたいですね。


ちなみにこのCDを買った動機は、パッケージを東方儚月抄秋★枝さんが描いていたからです。
いやぁ、秋★枝さんの描く魔理沙は良いですねぇ。
思わず手にとって「うふ、うふふ」とか微笑みながらレジへ直行させてしまうような魔力を持っているように思いますよ。
普段腋巫女ばっかり使う自分にとって魔理沙には大して思い入れもありませんし、年々服装が凝るようになってきている所に危機感を覚えて気に入る余裕が無かったんですが、この方が描くと無駄な物がスキッと省かれて本来のキャラの良さってのが見えやすくなるんですよね。
やっぱコンセプトがストレートなキャラは見た目もシンプルでなくちゃと思います。
少々気が早いですけど、東方儚月抄の下巻も楽しみですよ。