- アーティスト: ゲームミュージック
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 1999/11/25
- メディア: CD
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お値段はネットオークションで500円でした。
「デスクリムゾン」
その名を聞けば、震え上がる者も、身もだえする者もおられる事でしょう。
そんなデス様の名を関するサントラを、この程入手致しました。
デスクリムゾンと言えば、セガサターンの伝説のクソゲーです。
ガンシューティングにも関わらず照準がまともに合わなかったり、敵と民間人の区別がつかなかったり、何故かムササビを攻撃するとライフが減ったりと、その理不尽さは旧世代機並みのレベルとなっており、ゲーム誌のレビューでは「これ本当に発売するんですか?」「ゲームに点数をつける上で限界を感じた一本」などというこれ以上無い評価を下された作品として一部で有名です。
そんなこのゲームの象徴とも言えるのが主人公の越前康介こと、「コンバット越前」。
彼を操作するに至るまで、あまりにも多いその突っ込みどころを動画と共にご堪能頂きましょう。
- まず会社のロゴがキモイ。*1
- 越前の足の長さが左右で違う。
- 越前の声が素人臭過ぎる。
- 「上から来るぞ!」とか言いつつ階段を上に昇る。
- 謎の階段に「とにかく」入ってみる。
- BGMがチープ。
- せっかく選んだ扉が赤くない。
- そもそも物語の説明になっていない。
- オプションで選べる設定がステレオがモノラルだけ。
…これでゲーム本編もクソだって言うんだから、もう救い様はありません。
が、そういう作品ほど何故か愛されるもので、現在このゲームは7000円近いプレミア価格で取引されていたりします。
しかも発売11周年を記念してイベントとかも開かれたりしたんだから、もはやカリスマ性まで帯びていると言っても過言じゃないかもしれませんな…。
でもこの人気を受けてドリームキャストで発売された「デスクリムゾン2」は500円以下という酷い値段がつけられていたりするので、やっぱ世の中は上手い事行かないと思ったりします。
根本的なクオリティとかは全く変わってないんだけどなぁ。
で、肝心の音楽ですが、音だけ聴く分には全く持って普通です。
やはりチープな感じはするにはしますが、1の音楽を聴いた後だと特に問題は無い様に思えますんで。
ただゲームの動画を見た後だとやはり必要以上にお粗末に感じてしまうのは何故なのか…。
やっぱゲームはある程度の見た目も大事だって事なんでしょうか。
でもエンディングの歌である「Maybe someday」は悪くなかったんで、買った価値はあると思いますよ。
どうせならこの際このゲームも買って遊んでみましょうかね…。
安いですし。
まぁ、給料が入ってから考えてみようと思います。
*1:しかも飛ばせない。