ブックオフで安値で買ったCDを集中的に紹介するとか言ったくせに、昨日は人形劇の進行状況を書いてる途中で力尽きてしまったので結局やることやれませんでした。
なので今日は一気に２枚紹介します。
と言っても、その２枚でこのシリーズも全部終わりなんですけどね。
というわけでさっさと紹介行きましょうか。
まずは蒼天の雪の「＠〜Charisma〜」です。
こちらは２００４年の作品となります。
やはりなかなかに年代物ではありますが、先日紹介した「Stardust Reverie」同様音楽は非常に秀逸な出来です。
…というかむしろそれを圧倒するぐらい良すぎて困ってるんですが、どうしましょう？
のっけからギターバリバリのロックアレンジで、続く「千年幻想郷」のオーケストラ風アレンジと来るそのギャップの凄さと双方の技術力の高さの鬩ぎ合いがホントすげぇ。
選曲も「ヴォヤージュ1970」とか「U.Nオーエンは彼女なのか？」とか「亡き王女の為のセプテット」とか、オレの好きな曲ばかりで悶絶しそうですしね。
しかしまぁ、それもそのはず。
アレンジャーの名前を見るとWAVEのMORRIGANさんやら、COOL&CREATEのビートまりおさんやらの錚々たる面子が名を連ねているので、このクオリティも当然かなと。
いやむしろこんな面子が一堂に会しているのが信じられませんよ。
そしてまりおさんは本当に何処にでも現れるんだな、と色々驚いてます。
というか前の持ち主はまりおさんの事嫌いなのか？
置いてあった東方のCDはほとんどこの方絡みだったしな…。
この他の人では真似出来ない独自のアレンジが最高なのに。
まぁ、こうして喜んでいる人間がいるんだから、売ってもらって正解だとは思いますけどね。
何度も言ってますが、本当に凄いアレンジCDだと思うので、これからもちょくちょく引っ張り出して聴き続けようかと思います。
さて次のCDですが、これがちょっと倫理的にギリギリアウトっぽいジャケットなんで、少しオブラートに包んだ表現にしてみました。
はい、これで準備万端ですので改めてご紹介しましょう。
はちみつくまさんの「淫台野夜行」です。
ぶっちゃけて言うと、これは東方同人エロゲーのサントラです。
だからパッケージもかなり際どかったんでございますよ。
「だったらそんな物紹介すんな！」とか言われそうですけど、しかし１８禁のゲームはあっても１８禁のサントラなどこの世にはございません。
中身はいたって普通のアレンジCDとして聴ける物ですので、恥じる事無く堂々と出した次第であります。
はちくまというと近年では「東方冥異伝」とかで名を馳せているサークルですけど、過去にはこんなのも作ってたんですね。
時代を感じるものです。
しかし音楽の方は良く出来てますね。
東方の音楽をエロゲー風にアレンジするというコンセプトを見事に具現化しています。
あの毒にも薬にもならないような雰囲気がバッチリ出てますんで。
いや、最初からエロゲーの音楽を作れと言われればそう大した事は無いのかもしれませんけど、エロゲー風にしろと言うとなかなか難しいんじゃないかと思いますよ。
しかもアレンジする相手が人々を魅了して止まない東方音楽なわけですから。
良くぞここまで貶めたと言いますか、エロゲー音楽との境界を弄くれたもんだなと感心します。
紫じゃなくても出来るんだなぁ、こういう事は。
…いや、もちろん褒めてるんで、勘違いはしないで下さいね。
これも屈指の異色作だと思うので、きちんと保管しておこうと思います。
