仮面ライダーキバ 最終話「フィナーレ・キバを継ぐ者」

最終話でした。
最近は流石に平成ライダーの場面や話の粗の多さや都合の良い展開について行けなくなってしまい、途中で試聴を断念してしまいました。
自分もようやく感性が大人になったって事なんでしょうかね…。
でも折角の最終回なんで、今回は頑張って見てみました。
話の半分ほどが歯抜けになっているんでこのような流れに至った経緯は良く分かりませんでしたが、やはり恒例の敵総登場の展開だったので絵だけでも十分満足出来たように思います。
味方側に死人も全く出ませんでしたし、最後にライダーも全員揃って変身したりして良いエンディングだったかなと。
ただ渡が崖に落ちた時に壁から伸びていた旧イクサの腕に掴まる事が出来て助かったり、名護さんの視力が都合よく回復したりするのははやり納得が行きませんでしたね。
まぁ物理的なショックで角膜が傷つくと視力が回復する事があるってのは「マスターキートン」とか読んで知ってたんで、後者はまだ許容範囲内なんですけれども、やはり前者は無理があり過ぎる気がします。
だって壁に埋まったイクサの腕部のみじゃ人一人がぶら下がるのはまず無理ですし、そもそもこれが崖から這い上がる手段にはなってないわけですからね。
結局どうやってお前崖の上に戻ってきたんだよって事になるんで、その辺がやはり話の粗として引っかかってしまいました。
それと最終回にありがちなことなんですが、話が詰め込みすぎなんですよね。
こういうのは2話ぐらいに分けてやって欲しいと毎度毎度言ってる気がするんですけど、一体いつになったら改善してくれるのやら…。
というわけでこの話は自分の平成仮面ライダーの好きだった部分と、嫌いなった部分の全てが凝縮されているように思えました。
次回の「仮面ライダーディケイド」は10周年記念作品だそうなので、そこでは丁寧な話作りに力を入れて頂けたらと切に願います。*1

*1:同じ記念作品の「仮面ライダーカブト」も最終的に微妙だったんで、本当に頑張って欲しい。