今日の東方アレンジ

今回はCOMIC1関連のCDを御紹介しようかと思います。
と言っても2枚しか買ってないんで、それで全部なんですけど。
まぁとりあえず行ってみましょうか。



まずはふぉれすとぴれおの「東方流星曲」です。
ここのサークルは初期の頃から結構ボーカル曲に力を入れているんですが、最初期の作品である「東方夢三月」はなかなかに拙い内容でコメントに困ってしまっていたものの、続く「東方妹奏曲」ではあにーさんが手がけた少女綺想曲のアレンジである「OINORI-GIRL」が結構良い感じで、結局例大祭でもサークルスペースに赴いて「T★GIRLS.01」とか「RED ME?」とかも買ってしまい、気がついたらCD全部揃えているという状態になっておりました。
で、今回も新作であるこの「東方流星曲」を買った訳なんですが、今回は惰性とかではありません。
何とまたあにーさんがプロデュースした新曲が収録されちゃってるんですよ、これには。
というわけでワクワクテカテカしながら聴いたんですが、期待を裏切られました。
凄いのはあにーさんだけじゃ無かったんだもの。
1曲目のふぉれすとぴれおお得意の電波曲にはめらみぽっぷさんがボーカルとして参加し、7曲目には独創的なアレンジでその名を轟かせたnazz-canさんがオーケストラアレンジを提供するという豪華ぶり。
そして一番やられたのがノーマークだった6曲目の「アイ・ウィッシュ・クロスフェード」。
恋色マスタースパークのボーカルアレンジだったんですが、これが物凄く熱い!!
歌詞も曲も歌声も超カッコ良いっす。
D
久々にヘビーローテションしたくなる熱血ソングに出会えましたよ。
もうこの1曲だけでも買った価値があるように思えてきます。
そしてここまでの作品を作り上げられるようになったサークルさんの成長を見られて、結構嬉しかったりします。
今までCD買ってきて良かったなぁ。
今後もここには頑張って頂きたいと思えました。


で、お次に紹介するのはメッセサンオー初の東方ファンブック「東方醒睡笑」に付属しているCD「東方電波塔」です。



メッセサンオーというのは同人ショップの名前です。
宮城には店舗を構えていないので物珍しさからこの間秋葉原に行った時にちょっと覗いてみたんですが、何か思った以上に小さいお店でしたね…。
でもこっちじゃ売り切れになっている物が平然と置いてあったりもしたんで、在庫の豊富さには一目置いても良さそうだと思いました。
しかしまぁ、この間行ったとは言え距離的にそう何度も行けるような場所でもないですし、COMIC1自体にも行けなかったので今回は通販で取り寄せて手に入れた次第です。
とりあえずCDの内容は3曲のみとボリューム的に少なくはあるんですが、問題はこれ等の曲を手がけたアレンジャーの皆さんの豪華さです。
何とInnocent Keyの溝口ゆうま氏とIOSYSのぼいど氏という東方2大電波サークルの面々に加え、あのゼッケン屋の秀三さんまで曲を書き下ろしたと言うんだからもう買うしかありません。
と言うかこれら3曲の内、2曲が「霊知の太陽信仰」のアレンジだって言うんだからもう買わない理由を探すのが難しいほどです。
というかぶっちゃけガイ長*1の新曲の為だけに買ったと言ってもおk。
石鹸屋に先駆けて地霊殿のアレンジを用意してくれるなんて、ガイ長も嬉しい事してくれるじゃないの。
オレもミーもずっと待ってましたからね、この地霊殿アレンジを。
というわけで早速聴きましたが、秀三さんが霊知の太陽信仰を調理するとこういう感じになるんですなぁ。
歌詞にアクエリオンのあのフレーズを盛り込んでみたり、台詞で空のバカっぽさを出してみたり、曲の方も「ハイコートポロロッカ」に近い良い意味でラスボスらしさの抜けたアレンジになっていたので良かったです。
というかオール電波ソングというのがウリのCDだったんで「ガイ長大丈夫か!?」と心配していた所もあったんですが、ここに来てもきちんと自分の音楽性を貫いてくれた事に安心しました。
もうガイ長の音楽に関しては不安を抱く事も無いでしょうな。
今後も自分のカラーを見失わずに頑張って頂きたいです。
で、他の曲ですが、溝口さんのアレンジはチルノとお空のバカ対決を音楽でやってみたという物でした。
よく同人誌じゃこの手のネタは見受けられていたんですが、歌で表現したってのは初めてなんじゃないでしょうか。
おてんば恋娘」と「霊知の太陽信仰」の繋ぎも見事でしたし、電波と言えど一聴の価値はあるんじゃないかと。
ただ山田が出てきたのは何故なのか…。
そして山田のキャラクターが崩壊していたのも何故なのか…。
まぁ、面白かったから良いか。
で、最後のぼいど氏のアレンジでしたが「アリスと大変な感じになりました」というタイトルからあの曲を連想してたものの、実際は全然違う内容だったので安心しましたよ。
もうアレのアレンジは一杯出てますからね。
でもアリスが絡むイオシスの曲と言うとやっぱmikoさんが出てこないと寂しく感じるから不思議です。
うーん、ちょい役でも良いから出て欲しかったなぁ。
というわけで3曲のみではありましたが、かなり内容の濃い物になっていて十分満足できました。
本の方も面白かったしね。



俺と海先生の新作も掲載されていたし、ヌマタの奴もきっと喜ぶ事でしょう。*2
今度見せてやりたいと思います。

*1:秀三さんはよくライブで十六夜咲夜のコスプレをするのでメイドガイ長、略して「ガイ長」と呼ばれている。フラワリングナイトではきちんと脛毛の処理をして登場してきた事はある意味伝説。でも最近は鍵山雛の格好をしている事の方が多い。

*2:ヌマタは俺と海先生の大ファンです。