NHK大河ドラマ「義経」の最終回を見た


最近親父が義経をDVDで見ているんですが、酒を飲み始めると続きを見出すので今日も付き合って見てしまった次第です。
まぁ、これで最後なんでもう何でも良いんですがね。
で、最後の方なんですが、話の舞台は奥州平泉という事で結構身近な所となっており、ここらに関してはなかなか親近感が湧くような感じでした。
何か源義経を匿う藤原秀衡の男気が何ともカッコ良かったですなぁ。
「奥州パネェ!」って思ったんで。
更に俳優さん方の演技も神懸かっていて、色々とカルチャーショックを受けた気がします。
日本の俳優も捨てたもんじゃないんだなぁ。
あと遠く離れた人達が以心伝心で心の内を探り合っている所に「お前らニュータイプか!?」というツッコミを覚えた気がします。
あの頃は速達やメールやインターネットも無かったんで、物や手紙の端々からお互いの心を読み合う事が必要だった為にそのような事も出来たんじゃないかと思いますが、世の中が便利になった分その人間が持つお互いを解り合う心が宇宙という途方も無く遠い場所にまで行かなければ感じられなくなってしまったんじゃないかと考えられるのが何とも複雑です。
これを人間の及ぶ範囲の広がった「進化」と捉えるべきか、はたまた身近な人と心を通わせる事が出来なくなった「退化」と捉えるべきなのか…。
まぁ、こうなったらもう人類宇宙行っちゃうべきだとも思いますけどね。
確かめる為にも。
ともかく義経は意外と面白かったんで、機会があれば他の大河ドラマも見てみたいと思った次第です、はい。