今日の東方アレンジCD

もう休みたいとか言いつつ、例大祭で買ってきたCDを2枚ほどご紹介しときます。
その紹介する2枚のアルバムとは、どちらもギター関係の合同アルバムです。
1枚目はBarrage Am Ringの「Barrage Am Ring 0」で、2枚目は極東アウトブレイク対策本部の「極東アウトブレイク」です。




「Barrage Am Ring 0」は東方メタルアレンジ界で知らない人はいないと言うぐらい有名なサークルさん達が一堂に会して作られたCDです。
もう本当に凄いのよ、面子が。
ノーザンキラーさんとか、Kissing the Mirrorさんとか、Unlucky Morpheusさんとか、J&Bさんとか、Thousand Leavesさんとか、黒夜葬さんとか、BLANKFIELDさんとか、Pizuya's Cell × MyonMyonさんとかそういう錚々たるメンバーなんですよ。
しかし本当に驚くべきなのはここからです。


何とCROW'SCLAWの鷹さんが久々に東方に帰ってきたんだぁぁぁぁぁァァァァァアッー!


いやぁ、この大復活は本当に嬉しかったよ。
もう二度と東方アレンジの新曲なんて聴けないと思ってたからね。
しかも今回はボーカルありですよ、ボーカル。
鷹さんのギターサウンドにボーカルが付くなんて自分の知る限り初めての事ですよ。
おまけに歌ってるのはYAMAGEN'S DEVILELIETのYAMAGENさんと来たもんだ。
何この超絶コラボレーション。
ありえないよマジで。
YAMAGENさんのボーカルはデス声メインではありますけど、コーラスが重厚で凄くカッコいいんですよ。
なのでもう例大祭から帰ってきて聴き直したときはそのまま昇天するかと思いました。
本当にメタル好きには堪らないでしょうね、このCDは。
ただ曲の半数はデス声のボーカルアレンジですし、鉄分100%の内容なので耐性の無い方には厳しいですし、耐性がある人でも似たり寄ったりな曲調ばかりなので下手したら飽きが来易かったりするかもしれません。
しかし本当にメタル界の首脳サミットみたいな伝説的1枚である事は間違い無いので是非抑えて欲しいCDだと思います。


2枚目の「極東アウトブレイク」ですが、こちらは近年頭角を表しつつあるロックアレンジサークルさん達が集まって製作されたCDです。
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前者のメタルアレンジほどの激しさはありませんが、1曲1曲に各サークルさんの色がしっかりと出たユニークな1枚になっていると思います。
個人的に目当てはDriving Kitchenさんや、鉄腕トカゲ探知機さんのアレンジだったんですが、その他にも色々と良い拾い物だと思える曲も多かったです。
「衝動的の人」の少女綺想曲アレンジは独特の韻を踏んだ歌詞が面白かったですし、ボーカルもアジカンオセロケッツみたいな雰囲気があって個人的にツボでした。
「Sun Flower Field」さんのオーエンアレンジ「ヒカリ」も、何処か優しげな歌声と歌詞が耳に残る良い曲でした。
今度ここのサークルさんのCD買って他の曲も聴いてみたいですね。
…というわけでここのCDはある種各サークルの体験版みたいな感じがして、初心者にもオススメ出来る内容だったんじゃないかと思いますね。
ただ惜しむらくはこれがまだ委託販売されていないって事です…。
良いCDなんで、委託されたら手に取ってみる事をオススメしときますよ。
一応例大祭のギター系アレンジはこの2枚を抑えとけば、枚数の割に多くのサークルさんのアレンジを聴く事が出来ると思うんで参考までに。