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俺の屍を越えてゆけ 新説・公式指南書 (ファミ通の攻略本)

俺の屍を越えてゆけ 新説・公式指南書 (ファミ通の攻略本)

俺の屍を越えてゆけ 新説・公式指南書」です。
お値段は中古で800円でした。
本当はゲーム買った当初は発売日に買おうと思っていたんですけど、気が付いたら中古が出回るような頃になってしまいました。
一応プロダクトコードとかも未開封だったのでラッキーではありましたが、前の持ち主は一体何が目的で購入したのか謎が残りますな。
とりあえずぱぱっと読ませてもらいましたけど、追加のレア神様は全て網羅されている訳では無いようですね。
確か織姫と彦星をモチーフにした神様とか、お酒飲んでる桜がどうこうって女神様も居たような気がしたんで…。
なかなかお目に掛かれないだけに、この辺の絵をじっくり鑑賞出来なかったのは残念ですね。
しかしそれ以外の神様は交神の回数を経た台詞等もしっかり網羅されていて読み応えがありましたね。
…と言うか俗な話になりますけど、この回数を重ねた後の台詞って巧妙なエロスを感じますね。
エロスと言う直接的な言葉を出すと自分が見た目から鱗な表現が誤解されてしまいがちですけど、この絶対にレートに触れないレベルで完璧なデレ…もとい、落とされて行く課程を表現する事で原作では描ききれなかった各神様の性格を如何なく表現して見せた文章の巧みさに日本語の表現力の豊かさを垣間見た気が致します。
本当に台詞を見ただけで「おお、あの強気な神様が…」とか「この神様は御堅いままか」というのが解ってしまう所に、絵だけでは感じられない三次元的なキャラクターの魅力を呼び起こさせる人の想像力の偉大と、それを引き出させる事に成功した作り手の偉業に素直に賛辞を送りたいと思いました。
あとは枡田省治さんのインタビューもまた限定版付属の読本と違った読み応えがありましたね。
まだ全部読んではいませんけど、続編ありきでリメイクを作る戦略とかは結構面白い話だと思いました。
ゲームの攻略本としても書物としても堪能できるんで、遊んだ事のある方なら手に取る事をお勧めしときます。