UMDパスポート使ってみた

プレイステーションvitaを買ってから早2週間。
あれからアプリとかはちょっと入れたものの、相変わらずソフトは買っておらず、殆ど遊んではいないという状態が続いています。
現行で最新の機種であるにも関わらず、何の活躍もないまま部屋の片隅で埃を被り始めているvitaを見て流石に何かソフトを買って動かしてやろうと思ったものの、ゲームショップへ行ってもやはり心ときめくソフトは発見できず。
我がvitaはこのままセルセタの樹海発売まで耐え難きを耐える日々を送らねばならないのかと思った時、ある考えが浮かびました。
「vitaに面白いソフトが無いなら、PSPのゲームを入れて遊んだら良いんじゃね?」と。
幸いと言って良いのか分かりませんが、今の所PSPには那由他の軌跡という同じファルコムのソフトが積んであります。
それをPSPのソフトをUMDで所持している場合に安価でダウンロード版も入手出来るUMDパスポートという制度を利用して、vitaで続きを遊んでしまおうと考えた訳です。
早速やり方を調べてPSPUMD認証アプリをインストールし、プレイステーションアカウントにソフトを登録するとダウンロード版の価格が1000円にまで値下りしました。
後はアカウントのウォレットに1000円をチャージして購入手続きを行えば良いので、早速近所のセブンイレブンへ行ってコピー機で1000円のプレイステーションチケットを購入。
更に外出したついでに要らないソフトと一緒に那由他UMD版も売り払って、現金化してきました。
そして帰宅して1000円チャージしてダウンロード版を買ってPS3にインストールし、PSPからセーブデータも移して一時保存し、それをvitaへと転送して無事にゲームを新型機で続行出来る体制が整いました。
今回ソフトを売った金額が合計で6000円。
ダウンロード版の購入金額を差し引いても5000円も利益が出ているので、そこそこに賢い買い回りをしたのでは無いかと思います。
正直ゲームソフトって売値が高い内にクリアして売ってしまおうという考えが働いて、頑張ってクリアするというケースが結構あったりします。
しかしこの方法を使えば焦らずとも安値でゲームを楽しめる上に、ソフトも長いこと手元にも置いておけるんだなと思えました。
しかもvitaも稼働出来て一挙両得ですよ。
こういう選択の幅も広がるんだから、やっぱゲームソフトは現物で買う方が良いなと改めて考えさせられた次第です。
ただ、やっぱりゲームファンの端くれとして、何か罪悪感が否めない行為をしたんじゃないかっていう、釈然としない気持ちが残ったのは確かですけどね。
ゲームを違法ダウンロードしたわけでは無いですけど、何かゲームソフトをぞんざいに扱った気がして、開発者に申し訳ないなぁと…。
今回は色々と勉強にもなりましたけど、あんまり多用だけはしないようにしたいと思います。
ダウンロード版の購入にも結局PS3にインストールするまで40分位かかったしね。
手間隙も掛かるし、PS3のハードディスクの容量やvitaのメモリーカードの容量も食うのでスマートな策とは言えませんしね。


ちなみにvitaで遊んでみた感想ですが、ボタン配置の違いとか小ささとかで、何かPSPと操作感覚が変わっててかなり戸惑いましたね。
ちょっと動かしたらすぐに慣れましたけど、やっぱ別物の本体なんだなぁと改めて思った次第です。
あと有機ELディスプレイのお陰で偉く画面が綺麗になったんですけど、同時にグラフィックの粗も目立つようになりましたね。
やっぱvitaはそれ専用のソフトで遊ばないと真の恩恵が得られなそうです。
ともかくもうちょいで那由他もクリアなんで、セルセタ発売まで頑張ってエンディングを迎えたいと思います。