仙台コミケ207レポート

四月直前の雪

今日は相楽と仙台コミケ207に参加する予定なのですが、朝から雪です。
もちろん寒いです。
そんな中、既に桜も咲いている関東から来るんだから相楽は半袖で来たりするんじゃないかなぁと思いつつ、先々週に一緒に酒呑んで、先週に関東で一緒にイベント参加して、今日も仙台コミケに参加するとかタフだよなぁとか考えながら身支度して部屋に戻ると、当の相楽からメールが来ていました。
文面を見ると…


「12時4分に合流は可能でしょうか」


…との事。
奴のメール送信時間は9時。
気付く時間までは相当あったものの、今現在の時刻は12時3分。
当初の予定では12時24分着だったのであまりにもギリギリすぎるけど、頑張れば間に合うので急いでOKの返信をして寝巻きから着替え、車に乗って駅へと向かいました。

インスタント・ショッピング

駅に到着して家で処理し損ねた小の用事を構内のトイレで済ませて外に出ると、相楽がやってきました。

オレ:お疲れ。色々と急ですまん。
相楽:いいえ。


心配していた奴の格好を見ると、半袖ではなくしっかりと長袖でした。

オレ:てっきり半袖シャツで来るかと思ってたけど、長袖だったんだな。
相楽:向こうでワッツから半袖じゃ不味いだろうと指摘を受けたので、準備してきました。


ワッツの機転に感謝だな…。
で、車に乗り込んで夢メッセへと向かう事になりました。

オレ:あー、悪い。駅に向かう前にお札崩そうと思ってたんだけど、バタバタしちゃってまだ出来てないから途中コンビニ寄って良いか?
相楽:そうですか…。それじゃ寄りましょう。


そんなわけで仙塩街道の途中でコンビニを探していると…

オレ:お、そういやここに仮設のコンビニが出来たんだっけか。珍しいからここにする?


と相楽に提案しました。
この場所は元々セブンイレブンがあった場所だったんですが、震災の津波で流されてしまい、土台を残して消滅してしまいました。
がしかし、この辺で復旧工事をしている業者さんも多いので、その方達の為に元の場所に仮設の店舗が再オープンしたという事になります。

相楽:同じ場所にオープンしたって事は、オーナーさんは生きてたって事でしょうかね?
オレ:あー、オレはセブンイレブン本社が気を利かせてオープンしたと思ってたんだけど、確かに持ち主が生きてたから営業再開したってのが正しいか…。


とか言いつつお店に入ります。



作りはプレハブで、入り口は自動ドアでもなく、営業時間も24時間ではありません。
しかし店内の品揃えは全く他と引けを取りませんでした。
新製品もしっかり売られていたので、新しくなった生茶を買って大きなお札を崩し、店を出ました。

夢メッセ

相楽:何だかんだで震災後に夢メッセへ来るのは初かもしれませんね。
オレ:あ、そういや連れてきた事無かったっけ?


自分一人では良く仙コミに来てますが、イベント自体は相楽やワッツと行く事が多いので混同していました。
ならば復旧後のメッセを見せようと意気揚々と屋内に入りましたが、相変わらず震災前と変わらぬ佇まいだったので何処を直したのかすら分かりませんでした。
それ位しっかり修理してくれたって事ですね、ええ。


で、会場へ入ります。
今回は手荷物検査とかもされなかったので、某作品の騒動も一段落したのかと思ったのですが、此度は別な問題が発生していました。

相楽:おお、パンフレット完売ですか。
オレ:こんなの初めてだな…。


何と入場に必要なパンフレットが売り切れていたので、入場料を払って変わりに渡されたのが再入場用のチケットだけでした。
入場者が多くて完売御礼なのはめでたい事なのですが、パンフはサークル配置図も兼ねているので無いなら無いで困ったことになります。

オレ:…まぁしょうがない。適当に歩こう。
相楽:了解です。

ROUNDABOUT

今回の自分の目的は「趣味工房にんじんわいん」さんのCDを手に入れる事です。
仙コミはオールジャンルなので名作と名高いイストワールのサントラが無いか期待に胸膨らませてスペースへと向かいました。
すると…

オレ:おお、東方のアレンジがメインだったか…。


残念ながら目当てにしていたCDはありませんでした。
しかしまだ買ってなかった「Wicthes'Pillow」があったので、これを購入します。



お題を手渡し、CDを受け渡すとき、ARAさんはまるで卒業証書でも手渡すかのように両手でしっかり品物を渡し、深々と頭を下げてくださいました。
音楽を享受させて頂いているのはこちらなのに、何か申し訳なくなっちゃいましたよ。
作品は謹んで楽しませて頂きますです。

隣が気になる

相楽が目当てにしていたサークルさんを訪れると、お隣には何やら東方のCDを配布している所が御座いました。
良く見るとそこは「Melodic Taste」さんで御座いました。
ここのサークルさんはルーミアの曲のアレンジで惚れていたんですよ。

そのサークルさんがまさか仙台へ来て下さってるとは思っても見ませんでした。
なので早速CDを買わせて頂きました。


ゲーム音楽を意識した曲作りが、相変わらずツボです。
また仙台に来て欲しいですな。

また来る日まで

それからある程度会場をぐるーっと回りましたが、自分等のジャンルとはあまり関わりがある物に巡り会えなかったので、会場を後にすることにしました。

相楽:仙コミはアレですね、考察系のように頭を使う物が少なくて、直感的な作品が多いですね。若い人向けと言うか…。
オレ:うん。それがここの特徴だとオレも思ってる。


でも今回も素敵な作品に巡り会えましたよ。
次回もこれぐらい満足して帰りたいものです。

また近い内に

それから相楽とファミレスで駄弁った後、仙台駅まで送り届けて解散となりました。
流石の相楽もここ最近のスケジュールに疲れていたようで、電車で可能な限り仮眠を取ると言っていました。
奴も無限の体力って訳じゃなくて少し安心しましたよ。
また近い内に地元のイベントとかに一緒に参加できたらなと思っています。