今日のサントラ

タイトー レトロゲームミュージック コレクション1 シューティングクラスタ

タイトー レトロゲームミュージック コレクション1 シューティングクラスタ


タイトー レトロゲームミュージック コレクション1 シューティングクラスタ」です。
お値段はAmazonで1490円でした。
このCDには「ハレーズコメット」「ギャラクティックストーム」「グリッドシーカー」「ダライアス外伝」「逆鱗弾」の5作品の音楽が収録されています。
CDは2枚組み。
曲数の総計は全57曲の大ボリューム。
しかも音源は全て基盤から収録で、初CD化のゲーム音楽もあってしかもお値段は定価の約半額だったので、嬉々としてポチりました。
が、やはり収録されている音楽全てが目的だったわけではありません。
メインは小倉久佳さんの手がけた「ダライアス外伝」です。
こちらのサントラは既に絶版でプレミアもついていますが、iTunesでのダウンロード販売は行われており、入手は決して困難ではありません。
しかし何度か言及している事ですけど、ダウンロード販売にはライナーノーツを読む楽しみが無かったりと、安いくて即入手が可能な代わりに省かれてしまった部分も多々あります。
なのでやはりCDで入手したいと思っていた矢先にこういう形でゲットできたのは本当にラッキーでした。


で、早速音楽を堪能させて頂きましたが、流石はOGRさん。
シューティングゲームでこういう音楽を持ってきますか。
流石に「FAKE」や「SELF」等の有名な曲は聴いた事がありましたけど、東洋風の曲調である「Singing in the BRAIN」とかをこのゲームに採用しているのがまた凄いなぁと。
ただでさえSTGとしては異色な音楽が多い中で、更にこういう曲を持ってくることでより異質さを作り上げてるのが面白いです。
ダライアスだから出来るミスマッチさですな。
それ以外に「VISIONNERZ 〜幻視人〜」とかは9分もある曲で驚きました。
これは複数のステージに跨って流れる演出上この長さとなったらしいですが、曲の端々にレイシリーズを手がけた河本圭代さんが良く使う節回しも見られたり、FAKEでも使用された「いーしーみーねー」のコーラスも入っていたりと、このダライアス外伝だけに限らず、ZUNTATAその物のあり方まで一つに集約させたような1曲に思えました。
それと東方好きとしてはやはり同じタイトー出身の神主が影響を受けたと思しき箇所も見受けられるのが面白いです。
「幻視人」ってタイトルが永夜抄のステージ1の道中曲「幻視の夜」の元になってそうですし、グレートシングのレーザーが寅丸星のへにょりレーザーに似てたりしましたんで。
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ちなみにダライアス目当てでCDは買いましたが、他のゲームの音楽もきっちり堪能させて頂きましたよ。
ギャラクティックストームもグリッドシーカーも逆鱗弾も良曲揃いで御座いました。
どれもステージ1の曲が気合入っているように感じましたけど、個人的にギャラクティックストームが一番好みだったかと。
曲にコーラスが多用されているのがちょっとダライアスに通ずる物があった気がしますし。

でもグリッドシーカーもノリが良くて素直にカッコいいのも多かったですし、なかなか甲乙付けがたいですな。

ともかく良いCDで御座いました。
このシューティングクラスタは第2弾も発売されているそうなので、そのうちそちらも手に入れたいです。