護衛艦「ちくま」に乗ってきた

昨日のニュースでこんなのを見ました。

仙台港海上自衛隊護衛艦「ちくま」が一般公開されているとの事だったので、これは艦これファンとして行かねばならないと思ったんですが、先日もお伝えした通り体力に余裕が無かったので最終日の今日行ってきました。
お昼に家を出発して夢メッセの辺りまで車で来たんですが、新港って近辺まではよく来るものの実際に船が停泊している場所には近寄った事が無いので具体的に何処へ行けばちくまにお目に掛かれるのかさっぱり分かりません。
なのでまずは仙台港を一望できる3M公園に行き、それらしき船を捜します。
すると港の北端の方に他の船より一回り小さくてカーキ色の船体をした異様な船舶が停泊していたので、あれだなと確信して北へ歩き出しました。
が、北端にあると思っただけあって距離は想定より大分遠かったです。
正直歩いて行くのに相応しい距離ではありませんでした。
折りしも天候は台風一過で日差しも強く、照りつける日光は滝の汗を齎してくれまして、予め買ってた飲み物で水分を補充しなければ行き倒れていたと言っても過言ではないレベルです。
で、歩くこと約20分。
とうとう護衛艦「ちくま」とご対面出来ました。


うわぁ、ちくまだよちくま。
艦これの知識で物を語っちゃいけないかもしれませんが、ウチでも設計図使ったのに見合う活躍してくれてるあの筑摩の名を受け継ぐ船ですよ。
利根さん居ないのは残念ですけど、でも本物の護衛艦をこの目で見れただけでも感無量です。
しかも見れるだけではなく、実際に乗る事も出来るんだから夢のようなお話ですって。
というわけで興奮冷めやらぬ内に受付を済ませました。
受付と言っても何か書面にサインする訳ではなく、手荷物に火気類が無いかだけの簡易的な検査のみでした。
自分はタバコすら吸った事も無いですし、バッグも伊達で持ってきてただけなのであっさりチェックを終了して乗船許可を得た次第です。


桟橋手前のテントには大和(たいわ)駐屯地の名が刻まれていましたが、艦これやってると「やまと」と読んでしまいそうになってしまいますな。
で、護衛官の方々に会釈しながらちくまへと乗り込みました。









船上では機銃やら魚雷発射管やらもそのままに公開されていて、火気持込厳禁なのも納得だと頷ける状態でした。
しかしこういうありのままをしっかり見せてくれるってのは嬉しい限りです。
海上自衛隊の皆さんが我々を信頼してくれている証なんでしょうからね。





それから船尾の方までぐるっと周りましたが、途中では自衛官の方に熱心に質問している人とかもいましたね。
中には海自伝統の「金曜カレー」について説明を受けてる人もいました。

降りてから改めて全体像を見ても無駄の無いフォルムが美しく、青空と海に映えているその姿に惚れそうになってしまいましたよ。
いやぁ、ちくまさん良い女だぜ。
それから汗だくのまま物販コーナーに行きましたが、そこで目に入ったのがこれでした。

自衛隊限定のお茶「整列休め」です。
本当に水分が足らなかったので、これが売られてて心底助かりました。
ここに来るまでお店も無ければ人通りすら疎らでしたんで、万が一道中で斃れたら誰も助けてくれないまま干からびたミミズのようになってたかもしれませんでしたんでね。
そんなわけで整列休めを飲みながら来た道を戻って車まで辿り着き、汗が止まったのを見計らって帰宅しました。
折角戻した体力もまた使い果たし、日にも焼けてしまいましたけど良い経験が出来ましたよ。
艦これやってなきゃこういう機会にも巡り合わなかったでしょうから、運営に感謝したいです。
明日はのんびりしよう…。