夏の恐怖

この間、自宅から100mも離れていない畑でおばあさんが亡くなったそうです。
昨日親父がお通夜に行ってきたので死因を聞いてみたところ、畑仕事による熱中症だったらしいんですが、そのあばあさんは先週販売されたプレミアム商品券を買う為に炎天下の中長時間列に並んでいたらしく、更には何度も並び直して購入していたんだそうな。
人づてに聞いた話ではあるんですけど、熱中症のメカニズムってのは卵に例える事が出来るそうで、火を通した卵がゆで卵から戻る事が無いように、人間の身体も熱によって変化した体組織が元の状態に戻るのは簡単な事では無いんだそうです。
炎天下で長時間並んだ体が満足に回復しないまま畑仕事を続けた事によって、身体の中がゆで卵状態になってしまっていたとなれば、おばあさんの死因は間接的に商品券の購入にあると言っても過言ではないかもしれませんな。
親父からの話で熱中症の恐ろしさを身に染みて感じた気がしますが、この恐怖を身を挺して教えてくれたのは無くなったおばあさんに他ならないので、無駄にしない為にもここに書いとこうと思った次第です。
今年の暑さは本当に尋常じゃありませんので、無理せず、臆病になるぐらいで、作戦は「いのちだいじに」にする感じで頑張っていきましょう。