今日のサントラ


「INFINOS外伝 閃光の解放者」のサントラです。
お値段は定価の1000円でした。
これはこの間の冬コミでリリースされたシューティングゲームサウンドトラックになります。
冬コミ1日目に参加するというワッツに頼んで買ってきてもらいました。
このゲームを制作しているピコリンネソフトさんは前作の「BATTLE CLUST」のサントラを手にした事でお名前を知った次第です。

まぁ、普通はゲームを手に取ってからサントラに興味を持つのが通例なんですが、自分はゲームのサントラを当たり前の音楽として楽しむ人間ですので音楽から入ってしまいました。
なら遊んでもいないのに何処からこのゲームの音楽に行きついたのかと言いますと、作曲者から辿ってきているんです。
BATTLE CLUSTのコンポーザーさんは「サンダーフォースV」で有名な九十九百太郎さんでいらっしゃいます。
氏の代表曲とも言える「Legendary Wings」はテクノソフトの公式通販でサントラを買わせる位に自分を魅了してくれたんですが、ここ最近は目立った活動が無かったので少し寂しく思っておりました。
Legendary Wings [Stage 1]

Legendary Wings [Stage 1]

しかし2016年についにメインコンポーザーとしてゲームに携わる事になったのがBATTLE CLUSTでして、何とか通販でサントラも入手してようやく音楽を聴くに至りました。
音源はもっと矩形波っぽいレトロな音楽にはなっていましたが、それでも九十九さんらしい曲が目白押しで大変に満足したのを覚えております。
で、その九十九さんの最新作が今回紹介するINFINOS外伝となります。
BATTLE CLUSTと違ってサントラの委託販売がなされるかまだ分からなかったので、最早手に入る事は叶わないかと思っていただけにワッツには感謝してもし足りません。
持つべきものはやはり友だとつくづく思いますね。
そして音楽を聴いた感想ですが、もう完全に九十九作品ですね。
そりゃ本人の作曲なんだから当然なんですが、前作と違って音源もサンダーフォースの物と同じになり、もう何処を切っても九十九さんの音楽だと瞬時に分かるようになったのが嬉しいです。
前作だって良かったけど、やっぱ王道を往くスタイルは安心感が違いますし「この人にしか作れない音楽」ってのを存分に堪能しているんだという充足感は他に代えがたい物がありますよ。
例えは変かもしれませんが、久々におふくろの味にありついたような気分になりますね。
個人的にはステージ1の「Liberator」には危機感がある情勢を表した重厚感のある音楽になっていてとてもカッコいいと思えたんですが、久々のジャングル戦の音楽であるステージ2の「Breathing in a jungle」も良かったですね。
STGでジャングルと言ったら九十九さんの右に出る者はいないと思っていますので、その妙技が再び味わえたのは僥倖だと思います。
そして今回はゲーム本編の方も買ってきてもらいましたので、音楽の方をゲームでも堪能しております。
が、STGなんて東方ぐらいしかまともに遊んだ事が無い人間ですので、未だジャングルが抜けられないまま沼ってます。
もうちょい練習しないとなぁ…。
とりあえず九十九さんがまたピコリンネソフトさんに携わってくれたりしたら嬉しいなぁと期待しつつ、今はゲームを楽しもうかと思います。