目の病院へ行こう

我が弟、ミーの目が悪いらしいです。
学校で視力検査をしたところ、片目だけ眼鏡が必要なほど悪くなっているから眼科へ行けとお達しが来てしまい、本日オレが連れて行く羽目になってしまいました。
とりあえず、午後でもやっている母方のばあちゃん家付近にある眼科へと向かいます。
が、そこは映画館を兼ねた大型ショッピングモール*1も近くにある為、休日は非常に混雑します。
しかも本日はスター・ウォーズエピソード3の先々行上映が行われるので、尚更地獄絵図のような渋滞が予測されます。
なので、とりあえずばあちゃんの家に行き、そこからミーは自転車を借りて眼科へ向かうという方法をとる事にしました。


ばあちゃんの家に着き、ミーは別行動を開始します。
で、オレは家で待機。
のんびりまったりと過ごします。
「しっかし、ミーが目ぇ悪いとは思わなかったなぁ」
オレもじいちゃんの意見には同感です。
コウヘイは以前からコンタクトをするほど視力が悪かったんですが、まさかミーまで酷いとは予想だにしていませんでした。
いつもヘラヘラしてるので、そんな感じは微塵も無いように見えてたんですけどねぇ…。
…それにしても、片目だけ悪いなんてまた特異な症状を起こすもんです。
基本的に斎家もばあちゃんの家系も目は良いんですが、ウチのばあちゃんの目が悪いので、それが遺伝してしまったのかもしれません。
ちなみにオレは全く異常がありません。
ガキの頃からゲーム三昧でしたけど、不思議と悪くなる事は無かったんですよね。
目だけに極端な差が出てしまったんですね、オレ達兄弟は。


1時間ほどして、ミーが帰って来ました。
検査結果は片目だけ「乱視」という事でした。
とりあえず今は眼鏡の必要が無いそうなので、様子見する事にします。
「そんじゃ、ばあちゃん風邪ひいてるみたいだから、今日はもうおいとまするよ」
「悪いねぇ。また今度ゆっくり来てね」
ばあちゃんはこの異様な気候に身体を壊してしまったようなので、気を使ってもう帰る事にしました。


帰宅途中にコンタッキーからメールが入ります。
「今から寄ったら駄目?」
奴にはまだ韓国旅行のお土産を渡していなかったので、もちろん快諾します。
家に着くと同時に奴が現れました。
全く凄まじいタイミングです。
家に招き入れ、お土産を渡します。
「おお、すげぇ! 本物の韓国のかっぱえびせんだ」
奴の家はお菓子問屋なので、韓国で売っている普通のお菓子をお土産に欲しいと言われたので、とりあえずコンビでこれを買ってきたわけです。
それにしても、予想以上に喜んでくれたんで、正直驚いてしまいました。
やっぱり見る人が見ると違うんでしょうかねぇ…。


その後、他愛も無い話をしたり、オレがハマっている苺ましまろを見せたりして7時までダラダラ過ごしていると、ミーが満面の笑みを浮かべながら部屋に現れました。
「ユウちゃん。スター・ウォーズ、今日観にいけそうだ」
「何!? ヌマタの都合がついたのか!?」
「バイトなくなったんだってさ」
ヌマタのバイトの所為で延期になっていた本日のスター・ウォーズエピソード3鑑賞が、急遽可能になったので行く事が決定しました。
すぐにネットでチケットを購入し、準備を整えます。
「じゃ、オレはヌマタに報告に行ってくるわ」
「おう。気をつけてな」
ついにあのスター・ウォーズが完結…。
考えただけでもワクワクしてきます。
一体、ダース・ベイダー誕生の謎とは何なのか!?


後編に続く!!

*1:ちなみに昨日試写会に行った映画館もここ。