バンプオブチキン新曲「プラネタリウム」発売決定

プラネタリウム

プラネタリウム

7月21日にバンプの新曲が発売されます。
タイトルは「プラネタリウム」だそうで、オレもラジオで一足先に聴かせてもらいました。
…まぁ、運転しながらだったのであんまり覚えてないんですけどね。


正直言うと最近バンプの曲は聴いてて辛いんです。
と言うのも、藤原基央氏が綴る歌詞の魅力は「痛み」にあるのだと気づいたからです。
それは齢を重ねるごとに、人生を経験するごとに徐々に理解できて来ます。
例えば、「車輪の唄」は大切な友人との別れを。
「ギルド」は社会生活で疲弊した心を。
そして「スノースマイル」では恋人を失った辛さを乗り越える男の心情を描いています。
どの歌も希望が残るような結末を迎えるので「癒し」を感じる部分はやはりあるのですが、それは全ての痛みを受け入れた上での事なので、決して優しいものではありません。
刺さった棘を膿ませて抜き取る荒療治と言った感覚でしょうか。
なので、場合によっては更なるダメージを蒙ってしまいます。
しかし痛いからこそ、その歌詞は前にも増して重みを感じます。
こんな歌を作れるんだから、藤原さんは恐ろしいほどの天才か、または想像を絶する苦労人なんでしょうね…。
まぁ、そんなわけでオレはバンプの曲を聴いた後は、何も考えないで楽しめる隠し曲*1を聴いて釣り合いを取るようにしています。
プラネタリウム」の隠し曲はどんなんでしょうね?
今から楽しみです。


…って、こんなオチのつけ方で良いのか?

*1:バンプオブチキンはリリースしている全てのCDやDVDにシークレットトラックを用意しており、そのどれもがおふざけで作った歌や、笑える寸劇になっている。ちなみにインディーズ時代に500枚のみリリースされた「BUMP OF CHICKEN」というCDにも隠しトラックは収録されているらしい。一度聴いてみたい…。