今日のお仕事

今日は初めて「メタルソー」という道具を使います。
このメタルソーとはいわゆるノコギリの刃で、フライスのアタッチメントパーツの一種です。
主にアルミに切り込みを入れたり、切断に利用されますが、あまり使用頻度は高くありません。
なので今の今まで使う機会が無かったわけです。
「何かメタルソーってカッコいいですね。ダルジャン*1とかスタークダイン*2みたいですよ」
「ああ、そうだなぁ」
成田さんとそんな会話をした後、フライスで作業を始めます。
「まず、普段の噛ませる部分をはずして、メタルソーの主軸を取り付けて…」
二宮さんに取り付け方や原点の出し方を教わり、主軸回転速度をローに変えて切り方を始めます。
火花の飛び散る、激しくも熱い作業が繰り広げられるのかと思って身構えていましたが、実際はギコギコ音がたつだけで、大して凄いものでもありませんでした。
「どうだった? メタルソーをやった気分は」
「…何か肩透かしを食らったような気がします」
そんな話を二宮さんとして、今日の仕事は終了しました。
現実って大抵こんなもんですけど、地味ながらも油断すると指の一本でも持っていかれ兼ねない危険な作業なので、次回使うときも気をつけたいです。

*1:「蒼き流星SPTレイズナー」に登場するMF(マルチフォーム)。死鬼隊に所属するゴステロの専用機で、「レーザード・バズゾー」というエネルギー振動のノコギリが付いていた。

*2:機甲戦記ドラグナー」に登場するMA(メタルアーマー)。グン・ジェム隊のミン大尉が駆るカスタム機で、「ハイブリット・サージ」という巨大なチェーンソーが取り付けられている。