仮面ライダー響鬼 二十四之巻「燃える紅」

ヒビキさんが轟鬼に太鼓で戦えと言っていたのは、弦で攻撃するとドロタボウが分裂してしまうからだったんですね。
この失敗で、自己流を貫いていた轟鬼もようやく太鼓に身が入るようになりました。
でも、何かトドロキが太鼓を嫌がっていた理由も解らないでもないんですよね。
オレも仕事では最初に覚えたフライスに愛着を持っていたんで、マシニングを覚えさせられる時は本気になれませんでしたし。
でも、いざ使えるようになってみると仕事が格段にはかどるようになってしまったんですよね。
だから劇中にあった「やりたくない事でもやってみると役に立つ事があるよ」って台詞は、正鵠を得ているなと思えました。
子供に対して大人でも学ぶようなテーマを自然と盛り込むんですから、凄いと思いますよ。
本当に深いですね、今年の仮面ライダーは…。


一方、たちばなサイドも持田があきらに対する微妙なライバル心を露呈し始めてきて来ました。
でもやっぱり当の明日夢はこの状況に気づかないんですね。
あの鈍感っぷりが結構笑えました。


それと、今回は太鼓祭りと言う事で威吹鬼も青い音撃鼓と音撃棒で参戦です。
轟鬼もそうなんですけど、太鼓を身につけていても違和感が無いのに驚きました。
やっぱり顔以外作りが同じだからでしょうかね?
いや、それ言ったら元も子もないですか。
夏限定という「響鬼紅」もついにお目見えして、圧倒的な強さも披露してくれました。
音撃鼓無しでドロタボウをなぎ倒していくんですから、凄まじいですよ…。
そういや、序盤では腕だけ紅化して戦うという荒業も見せてくれましたね。
何となくクウガの変身を思い出してしまいました。


今回は今までで一番戦闘が面白かったような気がします。
来週からもこのテンションを維持して欲しいですね。