仮面ライダー響鬼 二十九之巻「輝く少年」

先週のラストで斜面を滑り落ちていってしまった明日夢少年でしたが、ロープに掴まっていて無事でした。
思わせぶりですねぇ。
その後、少年は自分の所為で予定が狂ってしまった事をヒビキさんに詫びますが、ヒビキさんは「人生山あり谷ありだ」と言って明日夢を慰めます。
そして少年が逆恨みで殴られた事についても「人生には何度も転んでしまう事があるが、だからこそその度に這い上がる力を持たなくちゃいけない」とも説いていました。
つまり、「生きていくからには心を強くしないといけない」って事ですな。
さすが幾多の修羅場をくぐって来たヒビキさんだけに、言う事の重みが違います。
大人にならないとその本質がわからない事を子供達に説くこの作品は、やはりハイレベルな教育番組なんだと思い知らされました。


一方、童子たちと戦っていた威吹鬼轟鬼ですが、こちらは鎧姫の方に的を絞って倒し、何とか形勢を逆転させます。
しかし魔化魍のヨロイツチグモが現れて再びピンチになりますが、そこに再び鋭鬼が登場して加勢してきました。
これによって状況を五分に持ち直しますが、あと一歩の所で取り逃がしてしまいます。


ヨロイツチグモが逃げた先は、何とヒビキさんと明日夢少年がキャンプをしていた場所でした。
ヒビキさんは響鬼紅に変身して何とか倒し、威吹鬼轟鬼共々無事に帰路に着くことになります。


それにしても、鋭鬼さんはオヤジギャグが好きなんですね。
「一晩休んで、英気を養ったからな!」ってのは轟鬼も言ってたので、先にジャブが入ってる分笑えました。
何とか裁鬼さんと同じヤラレ役の道を歩まずに済んだようなので、今後もちょこちょこ絡んできて欲しいものです。