仮面ライダー響鬼 三十四之巻「恋する鰹」 三十五之巻「惑わす天使」

裁鬼さんの活躍が見たいと思って、過去に撮り溜めていたDVDを引っ張り出したら、これが出て来ました。
朱鬼編の前にちょっと見てみようと思っただけなんですが、これがかなり面白かったんでビックリです。
トドロキもイブキも少年も恋に悩んでスランプになって、ヒビキさんの足を引っ張るって展開には笑いが止まりませんでしたよ。
ザンキさんも通常の二枚目キャラに反してかなり悪乗りしてましたし、本当に非の打ち所がありません。
で、これを「私生活も鬼の生活も全てまとめて1つの人生」というシリアスな部分に落とす所も、なかなか良く出来てました。
何だか作り手が楽しんで話を書いてるのが伝わって来たような気がします。
考えてみれば、コミカルな話は井上さんの得意とするジャンルでもありますから、結構お手の物なんですよね。
通りで面白いわけだ…。


それにしても、もっとこういうエピソードを見てれば、早い段階で後半の響鬼も好きになれてたと思うんですけど…。
何でそういうのを、路線変更でへこんで見ていなかった時期に放送してしまうんでしょうかねぇ。
もしかしたらオレって「響鬼」に嫌われる運命だったんでしょうか?
何か酷いっすね…。
まぁ、面白かったから良いか。