ゲームは変わった。
一つの時代が終わり、オレ達のゲームは終わりを告げた。
ゲームは変わった。
遊びや楽しさではない。
システムでも特典でもない。
ゲームはグラフィックで上辺ばかりを塗り固めた企業が、果てしない戦争を繰り返す痛みの無いビジネスへと変貌した。
ゲームは変わった。
直感的な操作が可能になった「ニンテンドーDS」の登場により、ゲームは本来の「遊び」を取り戻した。
だがそれは暇を持て余した中高年にまで層を伸ばし、若年層の群雄をも蝕む結果となった。
ゲームは変わった。
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」には親のIDが追加され、自分のハイスコアを超え、更には祖母のデータまで作成され始めた。
ゲームは変わった。
「ゲームは一日1時間」と罵られ、本体まで押入れに隠された我々の世代は、いつしかその逆転を余儀なくされる。
充電中のDSのケーブルを引き抜き、家事を放り出してまで遊び呆ける母親に対して「そんなにゲームばかりしてるなら隠すよ!!」と言い返す時代が来たのだ。
ゲームは変わった。
家計をやりくりして子供にソフトを買い与えていた親達は、息子の少ない給料からソフトの充実を要求するようにまでなってしまった。
ゲームは変わった。
世代の暴走。
市場の暴走。
感情の暴走。
…ゲームが全ての人間の娯楽になった時、それは普遍の物となった。
ゲームとは何だったか。
ゲームとは誰の物だったか。
ゲームとはどうあるべきだったか。
最早、それは誰にも解からない。
だが一つだけ言える事はある。
ゲームは変わった。
しかしそれは、親と決して相容れなかった部分で同じ喜びを共有出来る事でもある。
だから我々はやらなくてはならない。
…伝えなくてはならない。
ゲームとは「楽しいのだ」という事を。
過去を語り伝えると言う事は、未来を作る事と同じなのだから…。
ってことで、「マージンFXのひまわり証券さん、ニンテンドーDS Lite欲しい!」です。
圧倒的にDSが足りないんですよ、我が家は。
こんなソフトも親に買ってあげちゃいましたしね。
- 出版社/メーカー: 任天堂
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まぁ、そんなわけでよろしくお願いします。