意外な来客

今日は突然KAZZ君と相楽の二人と遊ぶ事になってしまいました。
二人とも休みだとは知っていたんですが、まさかこうなるとは思っても見なかったんで結構面食らいましたよ。
でも遊べる日は大いに越した事は無いので、これはこれで大歓迎です。
なかなか面子が揃う日も無いですしねぇ…。

はじめに言っておく

とりあえず相楽とKAZZ君を部屋に上げてすぐ、部屋で起こった異変について話しておく事にしました。

オレ：そんな事より、このテーブルの上に上がっているなのはさんの小説を見てくれ。こいつをどう思う？
KAZZ：これは…。
相楽：目に余りますな…。
オレ：次に、この部屋を見回してみてくれ。ずいぶん片付いていると思わないか？
相楽：そうですね。

勘の良い方なら分かると思いますが、この事から「オレの部屋である事件が起こった」という事が導き出されるのではないかと思います。
つまりそれは…

オレ：どうやらね、オレが仕事に行っている間に母親が部屋の掃除をして、このパンモロしまくりの小説を発見してしまったようなのだよ。
相楽：……。
KAZZ：……。

まぁ、こんな事で親のオレを見る目は変わらないと思いますが、それでも多少気まずかったりはします。
っていうか昨日「気をつけよう」とか思った矢先に何ですぐ掃除しに来てくれちゃうんでしょうかね、母親は。
間が悪すぎだよ、まったく…。

KAZZ君上位へ

でまぁ、悪い空気を払拭すべく、早速モンハンをやる事にしました。
相楽は既に行くべき所まで行っているので、今回の焦点はKAZZ君です。
彼もあと少しで上位という辺りまで来ているので、まずは彼を上位へ誘う事にします。
とりあえずリオレウスとリオレイアを撃破して、緊急クエストのシェンガオレンまで進め、討伐を開始。
後は相楽の時と同様のアドバイスをしたら、あっさり上位まで行ってしまいました。
こうなると装備品を整える事が先決なんですが、オレも今日はやらなければいけない事があるんで、一旦討伐を中止して現実の問題へと直面する事にします。

やるべき事の正体

今日やるべき事とはズバリ「昨日レンタルしたDVDの返却」です。
丁度レンタルラッシュの時期だったんで、返さなければならないDVDも多かったわけですし、急な来客だったのでここうなる事も致し方ありませんでした。
まぁ、そんなわけで八乙女まで返却の旅開始です。

…と言っても、その前に予約しておいた「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」を受け取らなければならないので、まずはそっちに行きます。
ゲームショップに入り、予約券を渡して金を払い、ソフトをゲット。

ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト

待ちに待ったFFCCの新作なので、ホクホク顔で店を後にしました。

えいえいんはあるよ

で、それからしばらく車を走らせて、目的地の八乙女のゲオに到着しました。
まずは借りたDVDを返却ボックスに放り込み、続いて何か買う物を探して店内を物色します。
すると相楽があるゲームソフトを発見しました。

相楽：斎君、これを見てください。
オレ：な、こいつは…！

それはドリームキャスト版のAIRでした。

AIR

相楽：値段は何と１４８０円ですよ。隣のあんまり面白く無さそうなゲームと同じ値段です。

そう言ってわざわざ二つを比べて見せてきたりもします。

オレ：バカ野郎！　なんて物を見つけてくれたんだ相楽！　もし、万が一にもこのソフトがこんな冒涜の如き値段で叩き売られている事をワッツに知られでもしてみろ。奴ならわざわざ宮城に戻ってきて「救済」という名目でソフトの買占めを行うぞ！
相楽：そうですね…。ここは彼に知られないように何とかしないと…。

というわけでこの悲しい事実をオレ達の胸の奥底に隠すように、「AIR」を棚の奥に戻してオレ達は激安ゲームコーナーをそっと後にしました。
もう誰にもこの事を知られないよう、決して振り向かずに…。

財布の中のゼロノスカード

で、その足でマンガ本コーナーへ向かおうとしたんですが、途中である物が目に飛び込んでしまいました。

オレ：こっ、これは…！

それはゲームキューブ版の「Killer7」でした。

Killer7【CEROレーティング「Z」】

お値段は１７８０円です。
このゲームはPS2でも出ているんですが、そちらでは規制の関係で表現できなかった描写があったそうなので、それが削除されていないGC版の方は「ある種完全版と言える」と最近買った副読本に書いてあったので、１度遊んでみたかったのです。

Hand in killer7―Kill the past,Jump over the age.

が、今ではGCソフトも微妙にレアになってきたので探してもなかなか見つからず、ネットでもそこそこの値がついているので買うには至らなかったのですが、この値段なら話は別と言えましょう。
財布の中身は心許ないんですが、背に腹は代えられません。
というわけでこいつを買って店を後にしました。

また年末に？

その後、帰宅してからモンハンをやって、その日はすぐお開きとなりました。
次に相楽と会えるのは年末になるなと思いつつ見送り、その足ですぐに風呂に入ったんですが、部屋に戻ってきた時にある物を発見してしまいます。

オレ：…これって相楽の携帯か？

…これはさすがに忘れちゃ不味いんじゃないかと思いましたが、既に奴が帰ってから３０分は経っているのでもう手遅れでしょう。
どうやら相楽と会う機会はもう一度ぐらい増えそうです。