「天元突破グレンラガン」総評

いや、何だかんだで本当に心底楽しませてもらいました。
昨今では珍しいぐらいの王道ど真ん中で、豪速球な熱血ハイスピード展開に終始圧倒させられっぱなしでしたね。
でも何より圧倒された原因はそのストーリーではなく、その中にある忘れかけていた「漢の魂」だったのかもしれません。
あの熱さと滾りは子供とかが見たら、下手すりゃ良い方に人生変わるかもしれない位のパワーがありましたからね。
こういう「良い道標になりそうな凄い作品」ってのはなかなか生まれないので、是非後世に残り続けてほしいと思います。


でも惜しむらくは次元サイズという究極のダイナミックさを誇るロボットを出してしまった所為で、逆にスーパーロボット大戦に出れそうに無くなってしまったってことでしょうか。
今までは大きくてせいぜい200メートルのロボットとかだったんですが、ここまでくるともう他のロボットと居並ぶことも出来そうに無いんで、登場は無理っぽいですなぁ。
ギガドリルブレイクとかは結構スパロボ向けの必殺技だったりしたんで、結構惜しいです。
まぁ、それでも頑張れば出れるかもしれないのでもうちょっとだけ希望は持っておこうかと思います。
とりあえず久々のガイナックスのテレビシリーズが期待以上の物だったので、今はそれだけで十分です。
「ヱヴァ」の方も引き続き期待しておりますよ。