仮面ライダーディケイド 第25話「外道ライダー、参る!」

先週はイマイチ盛り上がりに欠けましたが、今回はやってくれましたねー。
出だしから殿と士の競演もあり、光写真館には他のシンケンジャー達も終結して大騒ぎしたりと、前回不満に思えた事とやって欲しかった事を一気に全部やってくれました。
更には戦闘パートでもシンケンジャークウガの競演、烈火大斬刀を使うディケイドとブレイドのファイナルフォームライドを使用するシンケンレッドというコラボも盛り込んでくれて、30分間全く目が離せませんでした。
いやー、流石は小林靖子にゃんだよ。
信じて今日を楽しみにしててよかった、本当に。
それぞれの帰る場所を中核にした物語の構成も良かったですし、ただの「夢の競演」に終わっていなかった所がまた素晴らしかったです。
そして何気に栄次郎さんと彦馬さんの絡みも見事でしたなぁ。
「待つ事でどうにかなるものでは無いが、やはり待つ事しか…」とジイが士にが呟いた時は、何か涙が出そうになりました。
伊吹吾郎さんの存在感と燻し銀の演技をまさか仮面ライダーで堪能できるとは思っても見なかったので、嬉しい誤算でしたよ。
いや、本当に朝から良い物を見させていただきました。
ただ今回の話の難点を一つだけ挙げさせて頂くとしたら、エピソードの一部がシンケンジャーの方で語られていた事でしょうかね。
ライダーだけ見てた人は前回の話から直接繋がらなくなってしまったんで、分からなくなったんじゃないかなぁと。*1
こうなるならシンケンジャーとライダーで1時間ぶち抜きスペシャルとして放送してくれた方が良かった気もします。
…まぁ、コラボレーションやってるって知ってればどっちも否応無くチェックすると思うんで、それほど大きな問題にはなってないかもしれませんが、一応ね。
で、次回はRXの世界ですか…。
今年の劇場版は昭和ライダーとの競演が実現するので、そこへの布石となる話になるんでしょうが、まさか倉田てつをさん御本人が出てくれるとは…。
色々と気になりますな。


あ、そういや余談ですけど、チノマナコディエンドがブレイドを召喚してディケイドとシンケンジャーに襲わせたとき、オンドゥルルラギッタンディスカー!」って心の中で呟いたのはオレだけですか。
靖子にゃんもまさかネタとして仕込んだわけじゃない…よな?

*1:何で彦馬さんが光写真館に居たのか、とかね。