「アバター」鑑賞


親父が買ってきたので、一緒に見てました。
この作品を見て思ったのは、同じ人間が作ったとは思えない出来だったという事ですね。
一つの星の生態系や言語まで事細かく作りこんでいる上に、映像までどれが実写か分からないレベルなんで、こういう感想を抱いた次第です。
そしてもう一つ思った事ですけど、やっぱり世の中に新しい物を作り出せる人間は天才だけなんだなと。
凡人はこの世に既にある物を掻き集めて再構築して送り出すだけなんですが、天才は自らのイマジネーションから生み出した物を送り出すんですね。
この「アバター」という作品も後者に部類する物でして、きっとこれが映画や映像界における新たなフロンティアへの第一歩なんだろうと思います。
そしてこういう作品がテレビで放送されるようになっても、ジブリ作品やターミネーター2のように毎度盛り上がる特別な映画になるんでしょうね。
しかし凄い作品だった分、映画館の3D映像で観たかったと思えたのが自分にとっての最大の失敗であり、心残りでした。
親父は3Dで見てきた人間なんで「あそこはもう飛び出しててさー」とか「本当はここは凄かったのにー」とか自慢話がうざかったんでね。
今の所映画館でしか体験できない映像が家庭では再現できていないんで、技術が追いつくまでこの作品の本当の面白さを体感できない訳ですから、やっぱ損してるんだと思えてしまいます。
うーむ、やっぱ一度映画館で3Dってのを体感しなきゃ駄目なのかなぁ…。
金がある時にでもちょっと奮発して楽しんでみたいものです、はい。