- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/04/09
- メディア: コミック
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「3月のライオン」の4巻です。
お値段は中古で350円でした。
今回はもう島田さんの独壇場だった気がします。
故郷を背負い、盤上で戦い続ける彼の生き様は壮絶としか言いようがありませんでした。
あの「もし将棋を諦めていたら…」という夢がまた泣かせましたな。
そして夢から覚めた時のあの現実との落差と絶望感。
あんな物をページ1枚の隔たりで…、いやむしろ色調のみで表現できるのが本当に凄いや…。
更にまた今回は物語への大きな複線が張られた感があって何かわくわくしてしまいましたね。
宗谷名人に手が届くのが精一杯の島田さんの将棋の思考ですら濁流のようだと言う桐山が、あろう事か島田さんに「宗谷に似ている」と言われたのが何とも面白い。
今の彼がどうやって圧倒的な存在に立ち向かえるようになるのか、それが楽しみで仕方ありません。
やっぱ羽海野さんのマンガは面白いや。
早く続きがよみたいっす、マジで。