機動戦士ガンダムAGE 第2話「AGEの力」

電人ザボーガー観てからちょっと寄り道してたら放送開始30分前とかになっていたんで、思わず高速使って帰ってきてしまいました。
先週あんなに叩いてたのに、やっぱガンダムには期待してるんですね。*1
そんなわけで頑張ってリアルタイム視聴したわけですが、その価値はありましたね。
エリンやべぇ。
前回AGEには好きになれるキャラも居ないと言っていましたが、2話目でこうも反則的に魅力的なキャラが出てくれるとは…。
ヒロインが霞んで見えるぜ、割とマジで。
しかし何か雰囲気が妖しかったり、ニュータイプ的な予測を披露して見せたりと、どうにも人間離れした箇所が目立ちますね。
この能力がアスノ一族の力になる時が来るなら喜ばしいんですが、今はどうにもUEの一味的な雰囲気を感じずにはいられませんな。
しかしそれよりもエリンがコックピットの傍にポジショニングしている様はまるでガンダムXのティファ・アディールのようで、それの方が気になって仕方ありませんでした。
例のニュータイプ能力がまたそれを想起させますし、主人公側の戦艦の艦長に就任したグルーデックもジャミルニートに似ているからまた始末におけませんね。
どう考えてもXだろ、あの絵面は…。
あとAGEシステムはとんでもない代物ですな。
自動で武器を生成するってどんな錬金術だよ。
しかも錬金術と違って原始的な武器しか精製出来ないわけじゃなく、ビームライフルも造れるって言うんだから驚きです。
まぁインゴットから削り出して造るってのは百歩譲って良しとしても、金属削って組み立てただけじゃ銃にはならんよ?
プラモデルじゃ無いんだから、回路とかバッテリーとか、分野の違う要素がいっぱい組み合わさって武器って出来てる訳で、同一の材料から全部造るとか不可能なんだよ…。
こういう等価交換とかまるで無視な所がAGEの問題点な気がしますね。
言ってしまえば手抜きな訳ですから。
「そんな細かい所なんか子供向けに必要ねぇだろ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、別にエヴァンゲリオンみたいにアナウンスとかで細かく生成の過程に説明入れたりしなくても、基盤をインゴットから造っている描写とか、ストックされているバッテリーとか組み込むシーンを入れるだけでよりリアリティが増すなら、付加するに越した事は無かったと自分は思うんですよね。
そういう丁寧な創りがなされてない所に製作者サイドの甘さが見て取れますし、そういう甘い考えで創られた物を平気で受け手に提示して見せるという事自体が自分としては不服に思えます。
けどそういうのも結局割り切ってしまえば楽にもなるので、時間の経過と共に気にならなくなってしまうんでしょうかね…。
ガンダムにはそういう諦めを見出したくは無かったんですが、これも時代の流れかもしれませんし。*2
あ、そういう意味でガンダムAGEって言うんですかね。
まぁともかく1話よりかは遥かに見応えはあったんで、今から噂の3話も楽しみにしてようと思います。

*1:被災者特権で高速道路が無料ってのも使った要因ではありますが。

*2:平成ライダーとかもそんな感じで割り切った節があります。