「ブレイクブレイド」１０巻読了

ブレイクブレイド (10) (Flex Comix)

金も無いし、雨も降っているし、神霊廟もクリアしてしまったわでやる事が無いので、積んでる本を消化することにしました。
で、まず読んだのが以前に中古で買っていた「ブレイクブレイド」の１０巻です。
いやぁ、１０巻目にしてとうとう物語に区切りがつきましたね。
ライガットがボルキュス将軍を打ち倒して、アテネス軍が撤退と…。
ジルグが死亡した時はどうやって戦争終わらす気なんだろうと思っていましたが、将軍の首を取ったら終わりとはねぇ。
まぁ当然と言えば当然ではあるんですけど、そこまで上手く行くとは思ってもみませんでしたよ、話が話だっただけにね。
で、能無しと言われていたライガットがとうとう英雄にまで上り詰めてしまったわけですが、当人はジルグの敵討ちをしたかっただけなので、突如振って沸いてしまった権力に戸惑ってしまうものの、バルド将軍とジルグの墓前で酒を交わしているだけなのに兵の輪が出来上がっていく辺り、案外ライガットにも英雄としての器ってのはあるかなぁとも思ってみたり。
でもやっぱりデルフィングがないと何も出来ない事は変わりないでしょうから、あの機体がどこまで生き延びるかがライガットの今後の運命を大きく左右しそうですな。
ボルキュス戦で既に片腕を失っていますし、未知の技術を使用したアンダーゴゥレムは修理も効かなそうなんで…。
ともかく新章からどんな展開になるのかが楽しみですな。
あとアニメの方も終盤がオリジナルの展開になるそうなんで、こっちも近い内に見てみたいと思います。