- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2012/10/26
- メディア: 雑誌
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舞台は人里、登場人物も稗田阿求が最初で、主人公の本居小鈴には親も健在っぽいような描写があるという、東方作品では異例の展開を見せてくれる作品で御座いましたが、第1話は茨歌仙同様メインキャストの顔見世のみで終わるような感じでしたね。
作画を担当する春河もえさんは、あずまあやさんのよう可愛さもありながら比等坂さんの綺麗さも有するような均整の取れた絵柄で読みやすいですし、話的には人里が舞台である事からその土地の掘り下げが行われそうで期待をしております。
貸本屋という特性から考えると本の虫であるパチュリー・ノーレッジが絡みそうですし、人里という場所柄、上白沢慧音とも親和性がありそうですし、製本業も営む事で既に稗田阿求と関わっているというのも、求問口授で取り上げられた宗教関係者達との繋がりが出来そうでわくわくしますな。
読めない本を読み解く力がどんな話の輪を広げるのか、今から楽しみですよ。