「ブレイブリーデフォルト フォーザシークウェル」総評

そんなわけで総評です。
ゲームをまともにクリアしたのなんて何年振りですかね。
モンハン4も一応エンディングは見ましたけど、集会所クエとかさっぱりなので極めた気はしてませんし、達成感を味わったとなると実質的にはニーア以来なのかもしれません。
本当にすっかりコンシューマーゲームから離れてしまったなぁ…。
まぁ、ともかく感想です。
このゲームをやろうと思った切っ掛けは音楽が良かったからです。
先ほど引き合いに出した「ニーアレプリカント」もそうですが、サントラを買って音楽が良かったからゲームにも興味を持ち、タイミングの良い事に弟がパチンコで大儲けしたから買ってもらえたという不思議な縁のあるゲームでしたが、そういう意味ではこのブレイブリーデフォルトも似てるんですよね。
サントラを気に入ってゲームで音楽を聴いてみたいと思った矢先に新居で使うテレビを買う事になり、その時に発生したポイントで何か買おうと思ったらこのフォーザシークウェルが発売になってたので購入したって感じなので。
本当にどっちもサントラ代以外殆どお金掛かってないんですよね。
おまけにどっちもスクエニのゲームだし。
偶然って面白いですな。
そんなわけで目標はラスボス戦の「地平を喰らう蛇」をゲームで聴くという妙な到達点を掲げて遊び始めましたが、最初は途中で投げ出すだろうとほぼ確信していました。
社会人になってからゲームに時間を割くのも厳しくなってしまいましたし、ましてRPGなんて途中で寝落ちしてさっぱり進まなくなるだろうって思ってましたんで。
でも遊んでみたら面白いんですよ。
レベル上げて、ジョブを育てて、新しい技を覚えて、お金貯めて街で魔法を買って、倒せない敵が出てきたらまたレベル上げて…。
そして鍛え上げたパーティが師匠を倒し、一国の軍勢を倒すまでに成長していく様はシナリオに強い説得力を与えてくれて、ゲームの面白さとシナリオの面白さが相乗効果で昇華されていくのがすごく楽しくて、何だかんだで投げ出さずにクリアまでたどり着けてしまいました。
そしてCDで一度聞いたはずの音楽がちゃんとゲームに出てくれると嬉しくて、それも頑張れる要因になってくれたと思います。
やっぱ最終目標にしていたとは言え、ラスボスで「地平を喰らう蛇」が流れた時はゾクッとしましたしね。
D
ゲームだとイベント戦が全部終わらなければ曲もサビの必殺技メドレーまで行かないという演出も心憎いなと思えましたし、やっぱゲームで聴かなきゃ味わえない感動って沢山あるんだと思っちゃいましたよ。
システム、シナリオ、音楽というゲームとして当たり前の柱と土台が盤石だからこそ生み出される面白さこそが、JRPGの魅力なんだと改めて感じた次第です。
何かこんなにRPGが面白いと思ったのってFF5以来かもしれません。
レベル上げが面白いRPGにハズレ無しですな。
このゲームのデータは次回作の「ブレイブリーセカンド」にも引き継げるそうなので、多分この調子だと買ってしまうと思います。
まだ発売は未定なので、続報が待ち遠しいですよ。