今日のサントラ

暴れん坊天狗音楽集-Rom Cassette Disc In MELDAC-

暴れん坊天狗音楽集-Rom Cassette Disc In MELDAC-

暴れん坊天狗音楽集」です。
Amazonで1600円ぐらいだったので購入しました。
このサントラは最近レトロゲーム音楽のパッケージ化に精力的な「クラリスディスク」から発売されています。
ここのラインナップは通好みなチョイスに加えて、CDの音質も良いので、良い仕事をしているなと個人的に高く評価しています。
なのでまた遊んだ事も無いのにサントラを買っちゃった次第です。
でもゲーム自体は知っているんですよ。
レスリングシリーズのMAD動画に「暴れん坊♂天狗」ってのがあったんで。
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動画の出来も良かったんですが、原曲のクオリティの高さにも目を見張るものがあるなぁと思っていたら、今度は「第7回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」にもランクインしていまして。
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やっぱこのゲームの音楽は世間的にも評価されているんだなぁと、ある程度自分の中で地位を築いてしまったんです。
そしてさらに調べてみたら有野課長が「ゲームセンターCX」でもプレイしている事を知りまして、尚の事その印象を深める事になってしまいました。
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で、ゲームセンターCXのお陰でゲームのストーリーも知る事が出来たんですが、アメリカを襲撃したエイリアンを何故か天狗の面が迎え撃つという荒唐無稽なお話で、これまたインパクト抜群だなぁと。
一体どういう発想をしたらこういうゲームが作れるんでしょうかね…。
ちなみに番組でも語られていたかもしれませんが、1ボスの自由の女神アメリカでは規制が掛かって別のグラフィックに差し替えられちゃったみたいですね。
でもそれよりエンディングでアメリカ合衆国の国家のアレンジ流す方が問題だと思うんだけどなぁ。
ゲーム自体難しくてエンディングまでチェックされなかっただけかもしれませんが、規制ってのがどこまで許されるのか良く分からないものです。


ちなみにこのサントラ、暴れん坊天狗がメインではありますが、実際はこのゲームを開発したメルダックの他の作品の音楽も網羅されています。
そのゲームと言うのが「天神怪戦」「天神怪戦2」「平安京エイリアン」の3本です。
天神怪戦ってのは遊んだ事はありませんが、昔よくゲームショップで500円とかで投げ売りされていたのを良く見かけていました。

安いんだから買ってみようかなと思ったりもしたんですが、GBのROMにただ漢字4文字で「天神怪戦」とだけ書いてある出で立ちだったので「麻雀とかそういう難しいパズルゲームなのかな?」とか思って結局手を出さなかったんですよ。
ちなみにこのゲームのジャンルはパズルでも麻雀でもなく、シューティングゲームなんだそうです。
あのパッケージじゃ想像つかねぇし、買わねぇよ…。
やっぱ何でも見かけってのは大事ですね。


それにしてもメルダック作品の音楽をすべて聴いてみて思ったんですが、この会社のゲームって結構東方に通じる要素があるんですよね。
暴れん坊天狗」は射命丸文姫海棠はたての種族である天狗ですし、「天神怪戦」には自機キャラに巫女が出ますし、「天神怪戦2」には「かごめかごめ」のアレンジが使われていますし、「平安京エイリアン」なんて封獣ぬえのテーマ曲の「平安のエイリアン」の元ネタとして有名ですしね。
もしかしたら神主ってメルダック作品のファンだったりするのかもしれませんな。
世の中何処で繋がっているか分からないから面白い物ですよ。
というわけで東方ファンならその辺を意識して聴いてみるのも一興かもしれませんぜ?