今日のサントラ

朧村正 音楽集 変奏ノ幕

朧村正 音楽集 変奏ノ幕

朧村正 音楽集 変奏ノ幕」です。
お値段は中古で2000円でした。
ここ最近、ベイシスケイプの担当するサントラにはまっています。
もっと具体的に言うと、ベイシスケイプに所属している工藤吉三さんの音楽を集中的に聴いています。
切欠は以前にご紹介した「蒼穹紅蓮隊」のサントラで工藤さんがアレンジした「大田区上空 micro-cynic mix」です。
このアレンジは凄いと思えたので、自分が所持しているサントラに工藤さんが担当していた曲が無いかと探してみて、行き当たったのがこの朧村正だったんですよ。
朧村正 音楽集

朧村正 音楽集

これは3年ほど前に1990円で買ってました。
あの時はみんなで決めるゲーム音楽ランキングでランクインしていた「雪月風花」とか「金殿玉楼」とか「深山幽谷」ばかり着目していたんですが、工藤さんの担当曲にも目をやると非常に素晴らしい楽曲が目白押しでした。
抜山蓋世」とか和ロックでカッコいいですね。
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御自身もギタリストであるという工藤さんの魅力が遺憾なく発揮されている曲だと思いますが、逆に初見で魅力に気付けなかった事が悔やまれもします。
自分の音楽への審美眼というのもまだまだだと気付かされますな。
で、そんな折に古本屋で見つけたのが今回の「朧村正 音楽集 変奏ノ幕」でした。
これは所謂アレンジサントラなんですが、物によっては後のダウンロードコンテンツで追加されたシナリオに使用されていたりと、一概にアレンジ枠で括れない作品となっています。
で、後に追加されたシナリオに使われた曲というのが「落花繽紛」です。
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蒼穹紅蓮隊」ではジャズアレンジの手腕を見せつけ、「抜山蓋世」ではギターの才能を披露し、この「落花繽紛」では和の曲まで作れる事を証明してみせるなんて、工藤さんはどんだけ才能あるんだよと思わずツッコミを入れたくなってしまいますな。
で、これらの音楽に触発されて更に欲が出てしまいまして、今度はこれのダウンロードコンテンツの曲だけで構成された「朧村正 元禄怪奇譚 音楽集」も買ってしまいました。いやもうどんだけ貢がせるんだよと言わんばかりなんですが、こっちも本当に驚愕の出来だったので買って損は無かったです。
「柔能制剛」の品のある戦闘曲も良かったんですが、これをボス戦用にど派手にアレンジしたかのような「不倶戴天」は圧巻の煌びやかさでした。
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和ロックここに極まれりと断言したくなります。
この元禄怪奇譚のサントラはエビテン専売なので、後にプレミア化するのは避けられないと思いますので、気になった方はお早めに手にしておくことをお勧めしますよ。