床屋

祖父さんの希望で一緒に床屋に行ってきました。

そしたら店長さんが「この間祖父さんの友達が髪を切りに来た」という話題を出してしまいまして。

それで火が着いたのか友達の所に顔を見せねばならねぇと言い出し、急遽お邪魔する事になってしまいました。

目の見えない祖父さんの言葉を頼りに家を探すのに苦労しましたが、久々に会えたからか相手が泣いて喜んでくれたのには驚きました。

考えてみればジジイも90歳過ぎで、兄弟だってみんな先立ってますからね。

その中で同世代の友人がまだ生き残っているって事は貴重なんでしょう。

最初は面倒だと思いましたが、頼みを聞いてやって良かったと今は思っています。

今夜は酒飲みながら饒舌に語りそうですな。