AM7:00

約束通り、7時に我妻家に到着しました。
もちろん我妻君を迎えに来たわけですが、どうも常識はずれな時間に来てしまったので、ご家族の目が痛いです。
しかも当の本人はまだ寝てるようで、やって来る気配が全くありません。
「ごめんなさいねぇ、今来ると思うから。何かジュースでもいる?」
「いやいやいや、お構いなく。こちらこそ朝早くから申し訳ありません…」
くそぅ、我妻君のお母様に変な気を使わせてしまった…。
早く来てくれ、ワッツ!!
オレはこのプレッシャーに耐えられそうも無い!!


5分後、ワッツが登場します。
「おまたせ」
遅い…、と文句の1つでも言おうと思いましたが、ここは離脱するのが先決だと考え、出発する事にします。